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友人たちに、読んだ本の紹介。ときどき、音楽も。というかほとんどただのログ

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双頭のバビロン

ここまで繋げるのかというくらいに細かいことが次々と絡みあっていくし、情報量がすさまじかった。ちなみに、舞台はウィーンとアメリカ(シカゴとか)と上海で、登場人物もそこの人たち。日本人は出てこない。ジャンルはよくわからないけれど多分ミステリー。

双頭のバビロン

双頭のバビロン

 

 本を読む時間が全然なくて、図書館で「返したその場で借りる」を何度か繰り返してやっと読んだ。(さらに細かいことをいえば、貸し出し延長したうえで期限がきて、返しに行って即借りて、また期間延長して〜、、、)ネットで貸し出し延長ができる。インターネットって便利。

なんかねえ、blogに何を書こうとしても内容に触れちゃうんですよ。それで、触れちゃだめなんですよこれ。話しの途中のちょっとしたシーンについて語ってしまうと、そのもっともっと前の方に書かれていた出来事に意味が発生してしまうので。何となく気にせず読んだシーンが後になって話に絡んでくるのを事前に知らせてはこの小説の楽しみがなくなるわけです。よく言われるネタバレというのが、どこを切っても起こってしまうのです。

 

だから読み終わってからしばらく経つのだけど、更新せずにいました。

とりあえず、ウィーンが舞台で(これはネタバレにはならない)、しかもちょっと昔の戦時中のこととか関係してくるあたり、この本の前に読んでいたのが「熊を放つ」で、やっぱりあれも舞台がオーストリアなので、妙な感じでした。 

これは、ありがたいことに、人からすすめられて読んだ本で、自分の知らなかった世界。 本で交流できる人がいるってほんと幸せなこと。残念ながら僕はいつも受ける側で、自分からおすすめできるような本は知らないです。だって勧めてくれる人の読書量と質の高さが膨大なんだもの。

一度、「あなたも何か最近読んで面白かったものがあったら貸してちょうだい。」って友人のママンに言われてたまたまその時手元にあった「西の魔女が死んだ」っていう本を貸したら、「あんたこんな本読むならちゃんとこれこれこれこれ読みなさい」って、がっかりされたことがあります。あの時何を貸してくれたんだったか忘れたけれど、とにかくそういう失敗談もあります。

自分でも、あの時どうしてあんな本を持って行ったのか理解できないです。
教養のレベルの高さが桁違いな人に渡す本じゃないなんで分かるはずなのになあ、あの時の自分よ。

でもそういう体験ってすごく大事。
別のことで、最近考えていたんですけれど、
やっぱりネットで情報あさって、レビューばっかりみて、都合のいいとこだけ目で拾ってっていうのは価値観だったり目利きの質をあげるのには役にたたないんですよね。
リアルな関わりから生まれる広がりってすごいんだから。

そんな、全く期待にこたえられないような本を手渡したことがある私にだって、また別の時には(魔女の件からは数年たっている)「病床で読む物が尽きてしまったので、助けて!活字ならなんでもいいの!」といってメールを送ってくれたんですよ。

そうやって頼ってくれるっていうのは嬉しいし、ここでやっぱり「うおー!何持って行こうか!」って頭フル回転で少ない本のなかから引っ掻き回して選んでいくわけで、そういう体験って知恵もそうかもしれないけれど、自分としては感性に磨きをかけてくれる試練だと思うんです。試練っていうほど大げさじゃないけれど。
やっぱ、ちゃんと本に向き合っていないと、選べないし。

一方で、全然旅行とかしたことないし、経済的なレベルも全然違う私に対して、旅行のプラン(しかも急すぎる日程)のお願いをしてくる海外の知人には困ってしまいますけど。そんなことされても、私、成長できません。ネタを提供できる下地の作りようがないので。

私の場合、なるべく良いもの、本物を手にしたい、口にしたいっていう思いは、純粋な欲求もありますけど、そういうね、下地作りのためということは意識しています。
安物だとかどこにでも転がっているような物しか知らない人と、交流しても、何も生まれないしつまらないでしょ。っていうか交流にならないのね。科学反応が起きないっていうか。旅行とかレジャーに関しては、先述のとおり全くのお手上げではありますが。

ランチなんかでもね、平均的にいつも同じ金額のものを食べるんじゃなくて、4日安いの食べて1日はいいお店に行くとか、そういうことやってない人にはやってほしいですね。月一回でも。特に若い人にはやってほしいですね。

 

えーと、双頭のバビロンの記事だったのにわけがわからないことになってしまいました。
おひらきにしたいとおもいます。
ここまで読んでくれた方、ありがとうございます。

mちゃん、ありがとう。

 

★熊を放つの記事でバイクを買うだろうと書いたわたくしですが、バイク買いました。

ドリー

車で聴きっぱなし D'angelo / Black Messiah

第一印象では、こんなにループし続けるとは思いませんでした。
子供を乗せる時以外、車ではずっとこれ。

Black Messiah

Black Messiah

 

 待望って言われても、まーどうなんでしょう的な思いもありつつ、気にしていたんだけど、結局、年末にゲットしました。タワレコで買ったんだけど、お店で買うのって物凄く久しぶりだったし、タワレコディアンジェロ買うぞ!って意気込んで自分を鼓舞してポイントカードとか引っ張り出して行ったわけだけど、ポイントのシステムが変わったのか何かでポイントカード古いんでこっちに変えます的なこと言われた。あげく、「ポイントあったら使っちゃってくださいー。」って言ったら「1000ポイントからのご利用となりますので〜」だって。1000ポイント貯まらないと使えないポイントカードとか!まじ!いらないんですけど!グランツリーっていう武蔵小杉にできたセブン系のショッピングモール内のタワレコだったんだけど、ちゃんと目立つ場所に置いてありました。この店がタワレコである意味はあるんだろうかっていう盛り上がらない店だった。もう、15年くらい前の新宿タワレコに行ったら危険(ついつい買っちゃうから)っていう感覚は、 まぼろしなんだろうなあ。

それで、冒頭でも書いたんだけど、ずーっとこれ聴いています。車で通勤することが多いんですけど、行きも帰りもほんとかけっぱなし。前だったらピーターバラカンの番組聴きたくてFMつけたかもしれないけど、もうやってないから、まったく他を聴く流れにならないですね。もう2月だけど、まだ聴いてます。「うおーこの曲サイコーだぜー」みたいなの一曲も無いのに、全然飽きないの。なんなんだろう。さすがディアンジェロってところですわね。地味に全てのクオリティが高いのでしょう。ヘッドフォンで聴いてみるとそういうのは感じますね、スピーカーから他の雑音と一緒に聴いている(車だと特に)時には分からない細かい音がたくさん。でも、車でもいいの。

ヘッドフォンでも、車でも、いい。

このアルバムを買うって決めたのは、ジェイムズ・ギャドソン(ドラム)が参加してることを知ってから。この人の曲、そんなに知らないんだけど、やっぱしBill WithersのUse Meがね、かっこよすぎますから。それから自分が知っていることといえば、沼澤尚さまさまさまさまがこの人に習ってたらしいこと。それにしても、来日した時のビルボードのライブはいまいちだったなー。 ライブってほんとプロデューサーが大事だと思います、特に、スタジオミュージシャン系のライブは。
4曲目のSUGAH DADDYがその参加曲なのだが、あんまりドラムの感じは強く出てなかった。リムショットなのかハンドクラップなのか分かり難い音がメインのビートを刻んでいます。バスドラは、車に乗ってると聴こえないけど、静かなところで聴いてみたらけっこう鳴っていました。しかもちゃんと聴いたらスゲーかっこよかった。ベースとかなりリンクしていたから分かりづらかったです。

Sugah Daddy

Sugah Daddy

ジャイムズ・ギャドソンに期待して買ったアルバムだけど、4曲目よりも、3曲目THE CHARADEとか5曲目のREALLY LOVEの方が好きです。イントロが1分以上あるんだけどそういう所含めて、車で聴いているからこそ飽きずにループし続けてるのかもしれないですね。じーっと曲だけに向かっていたらどうか分かりません。

 ちなみに、ジェイムズ・ギャドソンが参加しているのは一曲だけで、あとはディアンジェロ自身が色んな 一人で色んな楽器をやっている曲が多いです。ドラムは、クエストラブQuestloveがやってる曲がいくつかあります。

The Charade

The Charade

 

Really Love

Really Love

 まーそんな感じです。

よくわかんないけど、ですます調で書いてみたよ。

あとディアンジェロと打って変わって全然聴かなかったのがこれ。

 沼澤尚さまさまさまさまがツイッターで紹介していたyoutubeの動画がすごいかっこよくて即買いしたんだけど、良かったのその動画だけだった。。。

ツイートは、これ 

 

Mehliana: Taming the Dragon

Mehliana: Taming the Dragon

 

 でも、この動画は、何度見てもかっこいいんだよなー。ドラムの録音もすごく気持ちいいし。ヘッドフォンで聴くべし!


Mehliana (Brad Mehldau & Mark Guiliana ...

 

あとね、期待してたのに、全部聴いてないのがこれ...曲とは飛ばしまくっちゃった。
ツタヤのレンタルにしておいてよかったー。ユーミンのアレばりにいいのかなと期待しちゃった。

 ではでは、ここまで読んでくれてありがとう。

 

更新頻度が低いけれど、よろしくお願いします。

ドリー

僕はバイクを買うと思う ー 熊を放つ/ ジョン・アービング

いやはや。何年越しだろうか。やっと、やっと、ついに、読んだよ!
第二部は、挫折しそうになったけど、無事に第三部まで走りきったぜ。

熊を放つ〈上〉 (中公文庫)

熊を放つ〈上〉 (中公文庫)

 

友人のママンから単行本を借りっ放し状態が数年続き、幼児がいる生活では、お借りした本を傷めた汚したりせずに扱うのに神経を使うので、なかなかおっくうでいつまでたっても読み始められなかった。(おぼろげな記憶では、借りた時にはまだ子供はいなかった。)
それで、昨年(2014)自分で中古の単行本を購入して、借りてる本はお返ししてやっと読み始めたのだった。それでも読み終わるのに何ヶ月かかったことでしょう。

村上春樹ファンは、翻訳本も読んでいるんだろうか?どうなのだろう。読んで欲しいものですな、どこかにこれは初翻訳だって書いてあった気がします。

バイク

この小説を読みながら芽生え、終えた時、僕のなかに残った気持ち。
「バイクに乗りたい」
ずいぶん単純だなあと思うけれど、元々乗りたいから、それに火をつけられた形ではある。ずっとスクーターばっかりだから。(今乗っているアプリリアスカラベオ125というスクーターは、とても素晴らしい。)40になる前にオートバイに乗っておきたいという40という数字に根拠はないのだがふつふつと湧き上がる想い。ローン組んででも買ったるわいという勢い。そして10代の頃はちょっとダサいなって思っていた国産のとあるバイクを買うと思う。今の所は。

読みながら、「このバイクはきっとロイヤルエンフィールドみたいなやつなんだろうなあ」と思っていた。終わってみて読み返したら、わりと冒頭の方に、ロイヤルエンフィールドの旧式の700ccって書いてありました。なーんだ。

てゆーか、この小説自体かなり古いのに、「旧式」って書いてあったからそうとうなクラッシックだ。
それから、単行本の361ページに、「右足でさえギアレバーに反応し、ファーストを探し当てた。」というフレーズがあります。え?右足?(一般的に、バイクのギアは左足で操作する)と思って調べたら、ロイヤルエンフィールドは、右足シフトでした。現行のインド生産のやつは、写真で見ると右足はブレーキペダルのような形をしているけどどうなんだろう。

動物園とか世界史とか

この小説読んだらとりあえずチェックしたくなるのが、ウィーンにある動物園でしょう。
調べたところ、どうやら作中に登場するヒーツィング動物園という名は実在せず「シェーンブルン動物園」というらしい。グーグルマップで見たら、カチッカチッと整えられた宮殿庭園の一角?にありました。世界最古の動物園らしい。ウィーンに行ったら絶対に行きたいけど、ウィーンには行かないと思う。

 

冒頭でも書いたけど、第二部がね、文がややこしいうえに、歴史がからんでくるんですよ。世界史とかぜんぜんだめですから。ましてや、あの辺のヨーロッパのあたりの世界大戦中のごたごたした事情なんてわかりゃしまへん。その辺をかっちり勉強した人は、もっとすいすいと読めたはずだし、そう読めていない僕は、表層的にストーリーを追っただけなのでしょう。

あとでパッと開いたら1935年というのが目に入ったので検索してみたら、築地市場が会場した年らしい。

 

しかし、なんだろうねえ。ジョン・アービングよ。すごく読みにくい文章だと思うんだけど、心が揺さぶられるんだよね。大きくドーンとやられるわけじゃなくて、心地よい小さな振動が続くようなやつね。60〜80kmの巡行が心地よいロイヤルエンフィールドのようにね。(誰かのブログに書いてあった。出典元、失念。) 

 

Rへ

これ、君は何歳の時に読んだのかな?
僕は、もっと若い時に読めばよかったと思ったよ。
今だから抱ける気持ちでもあるんだけれど。

それでは、また。

GSX−Rの乗りにくかったタンデムシートが懐かしいです。

 

読んでくれてありがとうございます。

今年もよろしくお願いします。

ドリー

Molly Drake

ニックドレイクの母親だ、ということですが、ニックドレイクを知らない僕にも響きました。 

Molly Drake

Molly Drake

 

 年内に、これはUPしておかなくちゃなと思っていた一枚。1950年代に、家で録音されたものらしい。もう終わってしまった番組だが、InterFM のピーターバラカンのバラカンモーニングでかけられていたのをきっかけにした人は多いんじゃないかな。番組で紹介されてから一気にアマゾンの在庫がなくなったらしいから。そういう僕だってその一人だし。確か、song of the weekといって、一週間毎日同じ曲をかけるコーナーだったはず。

内容は、ニック・ドレイクというイギリスの故ミュージシャンのお母さんが自宅で録音した音源が発売されたもので、ピアノを弾きながら歌っている。

まあ、英語がよくわからない僕には何いってんのか分からないけど、心が落ち着く優しい音楽です。声もピアノの響きも録音の古いチープさも、全てが絡み合って心に響く音楽になっているのでしょう。
この人、どういう暮らしをしているどんな階級の人なんだろうなあ。1950年代ってことは、日本でいったら戦後ですよ。天皇陛下が人間になってから5年〜ですよ。その頃の日本の音楽ってどんなだったんでしょうか。ピアノを弾く人はどれくらいいたんだろうか。

その頃に、録音機械があって、どこに発表するでもなく(発表したのかもしれんが)作詞作曲して録音したんだからね。

 

今や音楽を聴くのは、夜中にヘッドフォンで聴くか、車のなかか、という状況だけどこれはアナログレコードでちゃんとオーディオで聴きたい。

夜中は、いいけど夕方は駄目。

休日の夕方に音楽を聴いて過ごす時間が大嫌いだ。(あえて、過ごすのが、ではなく過ごす時間といいたい。)そんな時にこの音楽は、よくない。どんよりした気持ちになると思う。

けれど、夜中ならばいい。
夜中だったら「こんな僕でも生きていていいんですかありがとうございます。」と言いながら毛布にくるまっているような気分にしてくれるだろう。

という意味で、ネクラ向けの音楽かもしれない。または、あなたの中にある微量なネクラな精神領域を癒してくれるなり、解放してくれるだろう、ということだ。

 

 itunesでも試聴できるようだから、是非。29秒間試聴できるようだが、それだけあれば、僕のいいたいことは感じてもらえるはずだ。

I Remember

I Remember

  • Molly Drake
  • Singer/Songwriter
  • ¥200

なぜか、まだニックドレイクに関しては、youtubeでチェックすることすらしていない。不思議。

では、またね。

Dory 

写真家書いた登山家の本 ーだからこそ、自分にフェアでなければならないー

 写真家の小林さんという人が竹内さんのインタビューと自分の思ったことを書いた本。竹内洋岳さんを知らないと面白みが薄いかも。

 割と、素人目線で竹内さんのことを観察したり、質問したりしているので専門家ではない自分としては「おおっ、ふむふむ。」と楽しく読んだ。

糖の話

著者と竹内さんが一緒に、八ヶ岳の天狗岳に登るんだけど、一番印象的だったのは、コーラとノンカロリーのコーラを一本ずつ買ったこと。
今、自分は糖とかインシュリンとか低血糖症とかそういうことに興味を持っていて、なおかつ砂糖中毒だなーと思って、砂糖を断っている。あと白いパンもやめてる。それで、気になっているのは、シュガーフリーとかノンカロリーの飲料、食料に、砂糖の代替として使用されている人工甘味料インシュリンの関係。

人工甘味料を接種した場合に、体は糖だと認識して、インシュリンを出しちゃうけど、実際には、糖はないから低血糖状態になるし、次にホントに糖が入ってきたときにめちゃめちゃ吸収しちゃう、みたいな話もあれば、そんな話は間違っているみたいな話も、インターネット上には出てきちゃう。人工甘味料そのものが危ないんじゃないの?って話もあるけれど、それよりも興味があるのは、今書いたことなのだ。だから、竹内さんみたいな極限の状況に挑戦する類いの人が、甘いコーラと甘くないコーラだけを買って山に登るっていうのが興味深い。甘い方は、おやつらしいのでまだいいとしても、水じゃなくてノンカロリーのコーラにするんですかーと。あと、人工甘味料たっぷりのジュースって、後味が一日中残るから、そんなの山では体験したくないなとも思う。口直しとか歯磨きとかできないじゃん。

コーラについては、そんな感じ。

ちなみに、これを書くちょっと前、ぷるっちゃいました、はい。多分、低血糖状態だと思うんだけどお腹がすいて、手とか足がぷるぷるしちゃうことをぷるっちゃうと呼んでいるんだけど、これが軽い運動した時なんかに起こるとけっこう気分も悪くなって困ります。今日は、空腹にしすぎたのか、午前中にホットケーキ食べちゃったからいけないのか、よくわからない。朝一は、ドイツパン(ライ麦)食べたんだけど。

 

ご飯を食べるというのは、力のいる作業ということ。

あとは、「食べると疲れる」っていうフレーズかな。
自分は、子供の頃、物を食べるのってけっこう辛いことだったり大変なことだったりしていた。なかなか食べきれなかったり、食べたらお腹を壊したり。幼稚園のお弁当は、食べるのが辛かった記憶があるし。牛乳は、飲むと吐き気がするし。ファミレスでハンバーグを食べれば、ひき肉の脂?で、食事が終わらないうちからトイレに籠る経験も度々。友人たちとのお泊まり会で初めてお邪魔したお宅で、焼き肉に連れて行ってもらい、その後、友人宅にて激しい下痢に襲われて悶絶し、お母さんをビビらしたり。
そんなエピソードは、僕が脂に弱いって話で、消化にエネルギーを使うって話からは少しずれるんだけども、とにかく、食べるってことは大変なことなんだよ。     

うちの会社には、トカゲ(全長30cmほど)がいるんだけど、あいつら食べると動かなくなるんだ。30歳過ぎてから知ったことなんだけど、消化するために、暖かい場所でじっとするんだ。なんだって丸呑みしちゃうから我々人間の食事とは別格ではあるが、基本は同じでしょう。消化するのには、力を要するのだよ。
肉の脂は、温度が高くないと融解しないから内蔵の温度が低い人は、脂を消化しにくいみたいなんだよ、多分、僕はそれなんだ。魚の脂は、低い温度で溶けるから(海が陸上より寒いからだろう)お腹に優しいらしい。いかにも日本人的な腸の人は、肉の脂や乳脂肪に弱くて、魚は平気っていうパターンが多いんじゃないかな。鶏は、食べて肉みたいなお腹の壊し方をしたことはないけど、脂の融解温度については知らない、脂の含有量が少ないから平気ってことなのかもしれない。
そういうわけで、長くなったけれど、竹内さんが「歩いている途中では、疲れるから食べたり飲んだりをあまりしない」というのは理にかなっているし、なんか野性的な話だ。あの人痩せてるし(関係ないか?)

そういった関連の色々と勉強になる竹内流のプチ情報がいくつかあったのは、読んでいて楽しかった。歩き方のこととか汗をかかないこととか、持ち物の色んな話とか、ね。

 

あとは、黒百合ヒュッテが登場したこと。
行ったことも行く予定もないけれど、KIKIのエッセイとかで出てきて、記憶しているから。KIKIは、最近でも登山しているのかな。

 

あーこの読書日記、ちょー時間かかった。全然書く時間がなくて!

KIKI の本もずーっと欲しいものリストに入れたまま買ってない!

 もう内容がフレッシュじゃないかな。時間の経過に左右されない内容であることを期待してやはりいつか手に入れたい。

山スタイル手帖 (講談社の実用BOOK)

山スタイル手帖 (講談社の実用BOOK)

 

 ★沖縄に着ていきたいと思っているユナイテッドアローズのスーツ、着れた。少し肩が窮屈だけどご愛嬌。持ってるなかで一番上質なスーツなのでこれを着るしかない。Aの結婚式もこれで出席したぜ。

これは先輩からいただいたスーツだし、他に仕事で着ているスーツ2着は買ってもらった物だし、自分で買った安物のスーツは小さくて着れない。もう何年もスーツ買ってない。買えない。

進撃の巨人 12巻と13巻

 しばらく買ってなかったから続けて読めていいわ。

進撃の巨人(13) (講談社コミックス)

進撃の巨人(13) (講談社コミックス)

 

 友人がアニメを見たっぽくて、うちに全部あるから貸すよなんつって、棚みたら10 巻からしかなかった、ズコーっていうことが最近ありまして。そういえば読んでいなかったなーと思って楽天のお買い物マラソンのタイミングで買いました。

まだまだ面白いのね、この漫画。早く続きが読みたい。15巻まで発売されているからあと2冊は読めちゃう。

この漫画って、かなりおどろおどろしい内容な上に、絵が怖いからあいまってるよねほんと。登場人物の目が全員イっちゃってるんだけど、この人普通の顔も描けるのかな。描けるんだよね、漫画家なんだから。

戦いのシーンとか一こま一こまのスピード感がすごくて、1ページ読んだだけでもすごく時間が進行しているような感覚になる。あと相変わらず話がややこしい。

気になったのは、ミカサがミカサっぽくない顔になっているところがあったこと。

目を見開いていたから?

 

僕の友人たちには進撃の巨人を読んでいる人いるのかなあ。

Ciao!!

友人の勧めは吉、勧めが吉だから友人 / ジョン・レジェンド & ザ・ルーツ iTunes Live from SoHo

John LegendThe Rootsも好きな僕が気に入らないわけがないのよ。 
なんせ、Liveだよ、Live。

 久しぶりにメールをね、友人がくれたのよ。ライ部の友人が。
「これ、めちゃくちゃいいよ!!!」
プアーな僕に気を使って「一曲でもいいから買いなよ!」って。

 

正直いって、大好きだけど(The Rootsのライブは来日したら時はたいてい行ってる。John Legendは一回。)慣れているから新鮮さは無いわけ。それって、月に一枚はCDを買おうっていうお財布レベルの僕としては、購買意欲にはつながりにくいわけよ。

でも、せっかく友人がすすめてくれたんだから、買うよね!
わざわざ、メールくれたんだもん。絶対、その背景には感動があったはずだもん。
もしすすめてくれてなかったとしても、仮に目にしていたら買ってしまっただろう説は置いておいて。

とりあえず、主な感想は二つでございます。

一つ、

ライブ会場にいるときって、なんだか知らぬ間にアゲられちゃってて気がついたら盛り上がっているのよね。いつも。ヘッドフォンで聴いてみて、感じたのは、ルーツのライブって、曲の変わり目がすっごいうまい気がする。興奮する。変わり目っていうか、曲の始まりかな。2曲目の冒頭で、ジョンレジェンドが♪いえーいえー♪って吠えてから曲が始まるんだけどその感じがいかにもルーツのライブで盛り上がる時のアレなのよ。


もう一つ、

もうとにかく、4曲目のLittle Ghetto Boyですわ。快楽物質が体をかけめぐります。
いいから聴いて!としか言えないよー。

これは、僕が大好きなダニー・ハサウェイの曲で、それをこのメンバーでやるんだからよくないわけないじゃん。最近、主に車で聴いてたんだけど、今ヘッドフォンで聴いてみるとギターがかっこいい。やばい。忘れたけど、昔のヒップホップのグループで出してたような、David T walkerのプレイをギブソンで今風に弾きました的なイントロのバックのサウンド。この人たち表にでてもめちゃくちゃかっこいいスタジオミュージシャンなわけでしょ?最強だね。

あとね、すっごいツボなドラムのフィルね。3:40くらいからの

タンタンタチーツータタドタタバシャーン!

これ、大好きすぎる。
マッキーが歌ってるユーミンの春よ来いのカバーですごくかっこいいのがあるんだけど、それは打ち込みドラムで、そのなかに出てくる

ンツーパツツツータンタンタタタ 

みたいなハイハットがめちゃくちゃかっこいいけどどうやってるの?って思ってたら打ち込みでしたってやつがあって、それ大好きなんだけど、似てる好きさなの。

このアルバムは、ホントにいいよ。 田島貴男の時のないホテルも、ほんっと大好きだし。キリンジの曇り空もかなり空曇ってるし。全員自分の良さとユーミンの曲の良さと貸しのヤバさをびんびんに出してる名盤だよ。ね?

あれ、なんか最後ユーミンの話になっちゃった!

もう眠いからおしまいにするっ

またね!

Queen's Fellows: yuming 30th anniversary cover album

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