身につけるTシャツは基本バンドTシャツです!
- アーティスト: 吾妻光良& The Swinging Boppers
- 出版社/メーカー: HOT RIVER RECORDS, EUR Inc.
- 発売日: 2013/09/27
- メディア: CD
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書籍履歴
下書きのままずっと放置していたら、サッカーの長友選手が紹介していました!
この前インテルの長友選手を彼のイタリアの自宅で取材したTV番組を観たのですが、その中の一幕で蔵書をチラ見せしつつ最後は自分の本を紹介するというのがあって、そこで紹介していましたよ~。「今、これを読んでいます。」って。
この本は、ちょうど一年くらい前(2015年)、砂糖を断ち、なるべく小麦を食べない生活を実践している時に、友人が教えてくれた本。ドンピシャな本でした。(今は砂糖は断っていませんが)
その頃の私は、インシュリンの過剰分泌だったり血糖値の急下降上昇だったり低血糖症(一部の医者しか言ってない)ものだったりについて気にしていて、実験的に可能な限り砂糖を避け、精製された小麦も避け(白いパンを食べないでライ麦パンを食べるなど)、血糖値の上昇がゆるやかになりそうな食生活を心がけていました。
結果としてめちゃくちゃ痩せてしまいなんだかそれはそれで不本意なので「少しはいいだろう」的にお菓子を解禁したら一気に甘いもの大好きサイクルが復活して今は普通に食べている次第です。(激やせした原因は、砂糖をひたすら断っただけで総合的に栄養分を考えてなかったからじゃないかと)
砂糖こわい。
ただし、あれから低血糖状態(実際そうなのか不明ですが)の手足がプルプル震えるような急激な空腹感に陥る機会はがクンと減ったしここ1年くらいで一回しか発生していないと思うので、やはり食事は大事かと。
で、ジョコビッチですが、ざっくり紹介しますと、小麦に含まれるグルテンが体に合わないらしいです。そのことを発見してから(あるお医者さんの指摘による)、世界の上位ランカーへの階段を一気にかけあがり、今では誰もが知る最強プレイヤーに登り詰めたそうです。
食事療法がきっかけで体も心も劇的に好転した、と。
ジョコビッチ自身のテニスプレイヤーとしての紆余曲折を経て現在の成功までを綴ってある章や、食事、メンタル、ライフスタイルなどにフォーカスした章に分かれています。それから付録にレシピやおすすめ食材のリストもあって、適当にしゃべっただけの本じゃないところが◎。
丸ごと真似して実践する必要はないと思うですが、食事や生活に対する姿勢や考え方が改められることは間違いないので価値があると思います。
一家に一冊のバイブル的な本といっても言い過ぎではないです。いや、マジで。
それで、一言でいえば、グルテンフリー(小麦に含まれるグルテンを避ける)の食事を推奨する本なのですが、小麦だけでなく、砂糖のヤバさについても言及されているのです。
急激に血糖値があがって、インシュリンがドバーっとでて・・・で血糖値の乱高下がよろしくない、そんでもって、小麦が一番急上昇するよ、という文脈だったり、天然の糖分のフルクトースを摂取するんだという話とか、糖という単語もかなり登場するんです。
私自身、砂糖を断ってみて「砂糖は、おいしいんじゃなくて気持ちいいものだ。」と確信しているのですが、ジョコビッチ的にはやはり同じようなことを「ワォ!」と表現しています。
蜂蜜は、糖だ。だが肉体は糖分を必要としている。特に果実や野菜、そして蜂蜜に含まれている糖分であるフルクトースを必要としている。肉体が必要としていないのはチョコレートやソーダ、あるいわ瞬時に糖分を補給することができる大部分のエナジードリンクなどに含まれていて、飲んだ瞬間に「ワオ!」と声が出てしまいそうな精製されたスクロースのほうだ。
私は「ワオ!」が好きではない。「ワオ!」はNGだ。もし今「ワオ!」があるなら、すなわち30分もしないうちに「ウッ!」があるということだ。悪い糖分をとると血糖値が乱高下することになる。これではアスリートとして到底やっていけない。
P.136より引用
どう?わかります?この感じ。
ちょっと、お砂糖を避けてみてよ。(あらゆる食品に含まれているので、かなり難しいことですが)それで、摂取してみてよ。気持ちイイから!
なるべく意識して無駄に砂糖を摂らないようにして、2~3日でもいいからやってみて。それで、エスプレッソとかカプチーノなんかに砂糖をザーっと入れて、混ぜない。
混ぜないで、最後に甘いところをジュルジュル飲むヨーロッパ人的なあれとか、ドトールのアイスコーヒーにガムシロップを入れてすぐ下に沈殿した濃厚なやつを混ぜずにチューチュー吸う!みたいな類のことをやってごらんなさいよ、ウヒョー!ってなるから。
それから巻末の、レシピと食材の紹介ページもほんと参考になるよ!
ここに書いてあったベイクドポテトのつくりかたを自分流にアレンジして、時々食卓に出します。あとパプリカパウダーもこの本の影響で買ったです。チキンにかけてソテーしたりするッス。朝、蜂蜜を舐めることもね!(ジョコビッチは高級なマヌカハニーですけどね!!)
日本の食材が健康的なことにはあらためて気づかされます。さすがに日本からは遠い国の人なので私なんかは口にしたこともない食材も紹介されてますけどね。キノアとか。
キノアってなにさ。キヌアとも表記されているらしい。ちょっとググったらインコとかの餌に混じってるツブツブみたいな画像がでてきました。
あとココナッツオイルは近年チラホラ見かけますね。買ってみたいすけどまだ手が出ていません。手が出ていないといえば、食物アレルギーの血液検査もまだトライしていないです。どこで出来るんだろうー?
とにかく、この本は、まじでおすすめ!
読んでみて!
ちなみに、砂糖の摂取は始めちゃいましたが、精製された小麦の摂取に関してはいまでも気をつけています。朝一で、白いパンは食べないし、パンケーキなんかは特に避けてます。(上にも書きましたが、ハニーをペロっと舐めるのは日常になっていますハニー&MILK TEAが朝一口にするものです。ジョコビッチは水だそうですが。)家では自分しか実践していないので、妻や子供は朝からパンケーキ食べてますが。経験的に、休日の朝一をパンケーキで始めるとその日は食欲が過剰になって翌日か当日あたりからウ○チの出が悪くなります。
ただ、私が警戒しているのは朝一番の食材だけでして、それ以降は、うどんとか食べます。大好きですから。
じゃみなさんも 砂糖に気をつけてハッピーな毎日を!
Ciao!!
書いた文章が全部消えてぐったりです。今年もよろしくお願いします。
もう一度書く気力がないので、シンプルに動画だけ貼り付けておきます。
よかったら、聴いてみてね。
すごいかっこいいradioheadの動画 なぜかyoutubeのプレイリストに登録できないのでここにUPしておく。音がいいので始まった瞬間から気持ちよかった。
Radiohead in Rainbows - From the Basement
このアルバムがいいのに、日の目を浴びていない気がするよっていうこと!
ドラムのスティーブガッドが熱いよ!
ハーヴィーメイソンもハービーハンコックもエディゴメスも参加しているよ!
これが検索されなかったからやめよかどしよか悩んでいたApplemusicをやめたよ!
じゃ、また!
お久しぶりです。下書き保存のまま随分時間が経ちました。
この本ね、読み終える前に、人に勧めちゃいました。Rちゃん、それくらい気に入ったよ!
短編集でして、すべてのストーリーが、アル中、ガンで死ぬ、糖尿病、事故死、病死といったことが題材になっていて、どことなく破滅的で終わりの方角を向いているのに、読者は何故か前向きな気持ちにさせられます。とても力強さを持っいます。
この全体的な雰囲気は、先日読んだコールドスナップも同じ。
コールドスナップと違って「アフリカ」と「医療」の話はなかったけれど、やはりキーワードは、ベトナム戦争、クスリの名前が具体的であること、いいおんな(逞しい二の腕に惚れるセクシーな美女的なシンプルな男女関係を描くのが好きなようだ)、ボクシング、側頭葉癇癪、用務員(これはコールドスナップにはない)、コピーライター、糖尿。
作者は、哲学者のショーペンハウアーを敬愛している模様。この本を読んだらショーペンハウアーを読みたくなりました。図書館で借りたところです。
作中に出てきた車。車にはあまり詳しくないし興味も薄いのかな?と思います。メルセデス、とかフェラーリ、までしか書いてないから。
ロレックスがよく出てきます。アメリカ兵の時計ってG-SHOCKじゃないの?なんて思いましたが、ベトナム戦争の時にG-SHOCKなわけないし、全員がG-SHOCKってわけでもないですね。
ワイプアウトという話の一幕で、主人公がひどい風邪でぶっ倒れた時に、看病してくれた彼女の様子を描いた文章なのですが、
まるでパスツールみたいにアパートの部屋じゅうを殺菌してまわった。
歯ブラシは電子レンジ、枕まで電子レンジに突っ込んだ。
とありましてね。電子レンジに歯ブラシ!?と注目してしまいました。アメリカでは、電子レンジで歯ブラシを殺菌する習慣があるのか!?と。「電子レンジ 歯ブラシ」で検索したら日本の場合、毛先が広がった歯ブラシを電子レンジを使って元に戻すというページが多く表示されました。それから、キッチンのスポンジを2分間レンジでチンしたら付着してる色んなものが全部死んできれいになる実験についての記事も出てきたから真似してみました。水分多めでやるとレンジの中が泡だらけになるから気をつけてね!
大人のための残酷童話より好き。
10話あるんだけど、基本的にどれも老人がなんらかの形で死ぬ寓話なの。もちろん突飛な形で。
毎日図書館に通うおじいさんの話とか、姥捨山の話とか、裁判官が死んで閻魔様になったり、天の川に行ったらひこぼしがすごいじいさんだったり、どうしても子供が欲しいおばあさんの話だったり、死ぬ前に地獄のツアーをしたり、老僧が若い人とやりまくったり。
どの話も、ひとつずつリアリティのある老人の気持ちみたいなのがテーマになっていて、変な話なんだけど妙に現実味を感じてしまう。
未婚のままもういつ死んでもおかしくないような年齢になってから子供が欲しいとか思いはじめちゃって、どうせならちゃんとセックスした上で子供が欲しいみたいなこと考えはじめちゃってるおばあさんとかね。
倉橋さんらしい、不謹慎さを盛り込んだ書き方になってますわ。
誰かに貸してあげたい。
★前回の記事の日付を確認したら、随分前でびっくり。
読んだ人がその本を読んでみたくなるようなブログを書いていなくて駄目だなあと思いながらもそのままのわたくしです、暑中お見舞い申し上げます。
2作まとめて。
これはいいですよ。スミヤキストQの冒険が苦手だった人でもいけるんじゃないでしょうか。そもそも童話は寓話なので、それをベースに倉橋流に書いたお話ですから。
相変わらず、この人の文章は好きです。
そもそも童話とか子供向けの話って残酷さみたいなものがあるから面白いんですよね。長たらしく書けないし、オブラートにも包めないし、少ない言葉で直感に訴えなくてはいけないから。
本人のあとがきで、結果的に刺激的だったり性的な表現がどうしてもでてきてしまうから「大人のための」と付けたと書いてあります。
倉橋由美子が、自分の好きなように童話を書いたらこうなるよね~という楽しさがありました。
『老人のための残酷童話』も買ってあります。
今読んでいるというツイートがTwitterのタイムラインに流れてきて、読んだはずだけどどんなだったかなと読み直しました。
たぶん、学生の時に、教授が勧めていたんだと思います。
戦時中に医師が捕虜を人体実験することになり、その精神的な葛藤などが描かれていて、ウィキペディアによればテーマは「神なき日本人の罪意識」ということです。
で、遠藤周作は、クリスチャンで、クリスチャンじゃない人の罪の意識を描いたという形のようです。
そこんとこのフィーリングは自分は読んでても良く分かんないっす。
引き込まれるものはあって一気に読みましたけど、あとで振り返ってみると色々不思議な作りの小説でした。
いきなり独白文みたいになってそれが続くのかと思ったら普通にストーリー展開の文になったり、人物設定の説明で構成されている小説っていう感じもするし。主人公的な医師は、導入部分では、変わり物だけど腕のいい医師ということになっているけれど、本編が始まってみると腕の良さを裏付けるような要素がなくて、むしろ下手そうな印象で、どうしてそういう風に書いたんだろうみたいな。全体のテーマからしたらどうでもいいことなんでしょうけど。
性格の悪い不運な看護師のキャラが面白いです。性格が悪いから不運なんだよっていいたいのか、何なのか良く分かりませんでしたが。
まー小説好きなら一度読んでおく価値はありそうです。はい。
じゃ、また。
低血糖状態の糖尿病患者ドクター・モーゼス・ゲイレンは、ロサンゼルスの大通りの交差点で渋滞にハマる。血糖値は、デシリットルあたり約40ミリ。
異常な、飢餓感。
だから、このストーリーは「それ分かる」っていう面白さと、「俺は今、糖尿病じゃないけどビビルぜ」っていう恐怖でびちょびちょ。
この本は、短編集なんだけど、糖尿病とかアフリカで下痢をする話とか、色んな薬(医学で処方される方の)の話が、素敵な女とセットで出てくる。
ドクター・モーゼス・ゲイレンだって、低血糖でプルっちゃってるけど隣には、ちょーいいオンナがいるのだ。
血糖値っていえば、二時間糖負荷検査なら受けてみた。(これは本じゃなくて俺の話)ネットで「低血糖症」って検索すると色々出てくると思うんだけど、自分に対してそれを疑ったから。けど普通のお医者さんでは二時間までしか検査できない。保険の対象外だから。それで、相談したらとりあえず二時間やってみましょうって。検査後。血糖値測定機もお借りしているが、異常な「プルプルハァハァ冷や汗だらだら」状態を再現していないので、良く分からない。何度も計測しているけれど、70mgを切ったことはない。(と書いて下書き保存しているうちに一度70mgを切った)。二時間糖負荷検査の結果に関しては、糖の値もインシュリンの値も正常値らしい。
しかし、あの飢餓感は、異常だ。
カフェインが血糖値を上げると知ってデカフェを飲んだりしている。普通のも飲んでいるけれど。
オートミールは、一度しか食べていない。クソまずいからだ。調理方法が悪かったのかもしれないが、おっくうだ。そもそもまずい物を、なるべく美味しく食べるためにはどうするかっていうわけだから、まずいことに違いはないはずだから、おっくうさ二倍。
どうしてオートミールの話をするのかといえば、この作家を好きになったきっかけの「ピックポケット」(もちろん本書収録)にオートミール中心の食生活にして血糖値が下がって調子バリバリだぜっていう下りが出てくるからだ。
まあ、それで、俺の話は横に放り投げるとして、この本なんだけど、サイコーだね。
舞城王太郎が翻訳していて、文体がほんとに合うよね。そしてそういう評価を前提として出版されているよね。だって本の表紙を見てごらんよ。どっちが作者か分からないよ。こんな本ってあるのかな。翻訳した人の方が字が倍の大きさの表紙って。
それから、また糖尿病と関係してきちゃうんだけど、ずーっとずーっと前に、テレビでアントニオ猪木の密着番組みたいなの観たらさ、バスタブに氷たっぷり入れた冷たい水につかってたわけよ。「俺、糖尿だからさ~」って。なんで糖尿で氷風呂につかるの?って疑問だったんだけど、特に解決する必要はないから頭の片隅に入れたまま放置してるんだけど、この本にも同じことが出てきたのよ。
203ページ目から始まる『ロケットファイア・レッド』っていうアボリジニーの血が25%の女の子がオンボロの車でレースに出て活躍する話なんだけど、その友達のドリー(なんだか人ごとじゃないぜ。だけどかっこいい方の登場人物じゃないのが残念)が、トタン製のタライに水と製氷皿ひと皿ぶんの氷を入れて、そこで行水する場面が出てくるのよ。
身体は尼のあそこみたいに冷えきってしまうが、よく言われるように、体重は地獄の雪玉みたいに溶けてなくなる。ドリーは真っ青になり、歯をガチガチ鳴らしてながらもこっちに微笑んでみせる。頭が再び集中力を取り戻したようだ。
コールドスナップ 河出書房出版 ISBN9784309206578 P.211より
寒いと痩せるのかい?「さっさと検索しろよ」なんて冷たいお返事やーよ。
検索ってのは、取りに行った情報しか取れないから万能じゃないよね。いや、大半のことは検索すればいいのだけれど。対話から得られるフィーリングが欲しい時だってあるじゃん。その辺の隙を与えてやれよって思う時あるんだよね。他人に厳しいやつは自分に余裕がないんだよね。手一杯な時に、子供に対する口調のキツさ!自分死ねって思うしなあ!
この本、友人に借りて読んだんだけどあれだ。買って何度も読みたいわ。
それから、いろんな人にすすめたいなあ。けど、こういうのに免疫がない人もいるだろうなあ。難しいなあ。そんな細かいこと考えずに小説が好きだってやつには片っ端から勧めるのがいいかもね!
じゃ、そういうわけで、みんなで読もう!トム・ジョーンズ!
じゃまた!
早く拳闘士の休息 読みたい!!
Ciao!!