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友人たちに、読んだ本の紹介。ときどき、音楽も。

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安部公房とわたし

エッセイ

 

安部公房とわたし

安部公房とわたし

 

 サークル方面の友人Tより、浮いてしまったチケットを二人目の誕生祝いという名目で提供してもらい、THE ROOTSの渋谷O-EAST公演へ行った日のこと。

待ち合わせまで少し時間があったので、井の頭線の下の地下にある本屋へ年賀状作成ネタCD付きの本をみに行ったら、この本が平積みされていたの。

一瞬迷ったけど、カードで¥。本を手にしたら、買わずにはいられないって思っちゃった。お昼ご飯がカップラーメンになってもこれは買いたい。だって、その本屋に行く前、井の頭線の車内で読んでいたのは、カンガルーノートなのだから。(安部公房の本)

内容は、安部公房の愛人だった山口果林という女優の回顧録のような本で、パラパラめくると安部公房の写真とか安部公房が撮った山口果林のヌード写真なんかも掲載されてておもしろい。(この人はもうおばあちゃんなわけで、若いころの自分のヘアヌードを本にちらっと載せる心理に興味湧くよね)

人のすすめで筆をとったとあるが、書いているうちに、安部公房と愛を交わしあった自分の存在の痕跡を残したい気持ちが濃くなったのかなという印象を受けた。

アマゾンの評価だったか、「安部公房が暴露されたくなかったプライベートの暴露だ」というような非難があったけれど、その人だって読んだんじゃん!みたいな感じで、安部公房って人がどんな人だったのか興味津々な想いでページをめくり、とても面白く読めた。

少し、小説を書いた背景?なども垣間見えたりして。

 

話は、飛ぶけど、ある一定以上の年齢の人たちで、かつ文章がかける人たち特有の文のうまさがあると思う、時々感じるのだけれど、この秘密を解明したい。

 

安部公房の住まいが、仙川の東邦の近くのどこかにあったことなどを知り、何度も何度も通ったことがある地域なので、興味がわく。ただ、著者は、愛人のためその家には基本的に関わりがない。

 作中で紹介されていた本達

どれも安部公房が彼女にすすめた物だから、チェックしたい。

司馬遼太郎街道をゆく南蛮のみち

ドナルド・キーン百代の過客

角田忠信「脳の発見」

角田房子「みんぴ暗殺」(みんぴが変換されない)

鶴見良行「ナマコの眼」

陳舜臣「茶事遍路」

吉村昭「破獄」

澁澤龍彦高丘親王航海記 

色川武大狂人日記

丸山健二「惑星の泉」

ミュリエル・スパーク「死を忘れるな」 

リンクを貼るのがめんどくさくてコンプリートしてなくてごめん。

僕の友人達、安部公房好きがいないのだけれど、読んで興味があったら貸すよ!