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友人たちに、読んだ本の紹介。ときどき、音楽も。というかほとんどただのログ

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イルポスティーノを思い出させられた、アンドレア・ピルロ自伝

 メタファー! 

我思う、ゆえに我蹴る。アンドレア・ピルロ自伝

我思う、ゆえに我蹴る。アンドレア・ピルロ自伝

 

 好きなサッカー選手は誰かと問われたら、一番に頭に浮かぶのがこの人、ピルロなわけですから、発見して即買いました。なんとなく使っていなかったポイントがあって良かったなあ。

サッカー選手の自伝だから、内容はそんなに濃くはない。本人のサッカー暦や考え方が書いてあるわけだから。ピルロが好きだから面白かった。色んなチームから誘いがあったエピソードや、ネスタとプレステでサッカーゲームをやりまくっていたとか、フリーキックジュニーニョ・ペルナンブカーノ(おかげでこの人を知った)を参考にした、などなど。それからプライドの高さとかね。

 

冒頭で、メタファー!って叫んだのは、文体のこと!文体といっても、ピルロがしゃべったことをアルチャートさんが文章にして、それをさらに沖山さんが翻訳したので、2重にフィルタリングされているわけなので文体と呼べるかどうかは微妙。

しかしながら、本人の口から出ていなければ、これだけメタファーづくしの表現で埋め尽くされることはなかろう。

イタリア人がどういう会話をするのかについてのイメージはないので、この本を読むと、イタリアでは基本的に比喩表現によって何かを伝える、という認識になりそう。

どうなの?

そして、思い出すのは、イルポスティーノという映画。(ちなみにピルロは映画の内容も比喩として何度も使用していた)(他に知っているイタリア映画っていったらライフいずビューティフルだけかも。ナイトオンザプラネットに出てたロベルトベニーニは最高だけどイタリア映画じゃないしな。パーデレー!)

10代後半か20代前半あたりで観たんだけど「詩は、メタファーだ。」というセリフが印象的で、それいらい自分の内にはメタファーという言葉がこびりついている。本当にイルポスティーノかどうか自信はないんだけどね。

映画の内容は何も覚えていなくてこのセリフだけ強烈に残っているんだよ。印象に残っているだけじゃなくて、詩はメタファーなんだっていう概念も染み付いているけれど。(そのせいで歌詞をいちども書けたことがないのか?)

まあ、そんな感じで、比喩表現のところを削ったら本の厚みが半分以下になっちゃうんじゃないかってくらいだったよ。

好きなサッカー選手

ピルロ、ヤヤトゥーレ、デロッシトッティ、ダビドルイス、阿部(浦和)←プレイっていうより雰囲気だけど、細貝、クリスチャードロナウド

サッカー好きになってまだ数年だけど、どうやら好みは半分より後ろの人たちになりがち。テレビで観るのがBS-NHKだけだから、セリエAとプレミアの選手になっちゃう。

 

日記

しましま隊でフリマ@世田谷公園 スタート直後にむらがるハイエナが少なくてよい。変な人少ない。1000円だった革のジャケットが悔やまれる。一度羽織って、写メまで撮ってもらって(確認のため)一旦保留にしてしばらくしたら売れてしまっていた!

日差しがあつくて「帽子!」と思ってすぐに10円でアディダスの赤い帽子をゲットしたのがハイライト。

おしゃれなおじさんと、名前が同じで握手。

ラルフローレンのかわいいしましまニットを300円で、むすめ用。

オレンジ色のアニエスのマフラー(使ってないらしい)を100円で、連れにお土産。

ネルシャツ300円にて。シザーハンズ300円にて。