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友人たちに、読んだ本の紹介。ときどき、音楽も。というかほとんどただのログ

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小倉昌男 経営学 クロネコヤマトの話

 

読んで損は無かった

読んだ記録として無理やり更新します

小倉昌男 経営学

小倉昌男 経営学

 

 老害という単語が使われていたのが印象的でした。この単語は、最近誰かが言い始めたのかと思っていた。 しかも自分の親のことをね。

すでに八十二歳になっていた。社長の老害については身にしみて感じていた。だから、自分がまだ元気なうちに役員の定年制をつくり、実行するつもりでいた。

P208

ヤマト運輸が、個人向け宅配を始めるストーリーが色々書かれていて、ふーんへーそうなんだ~という感じでザーっと読む。

後半の経営に関する部分、リーダー10の条件などは、よい感じ。

「日銭の入る商売」というワードは、印象的。

会社の業種によって、お金の流れはほんと様々で、いつも(商品を提供してすぐに)現金が入ってくるっていうのは確かにいいのかもしれない。支払いと入金のサイクルに気をもむ度合いが減るだろうし。そうすると完全にBtoBな問屋さんみたいなところは、けっこう大変なのかな。利益は少ないわ(経験上、少ないに違いないと思っている)企業間取引しかないから支払いサイクルは長いわで。自分の勤め先は、BtoB & BtoC。だけど、対面ではないから即時の現金っていうのは、ない。お客さんがお支払いして、決まったサイクルで決済代行会社からお金が入る、だんだん経営が傾いてくると、「その間に別の支払いがあるんだけど現金がなくてやばい!」ということになるんだろう。そういう点で、売ったらすぐに現金が手に入るっていうのは理想的なのでしょう。

今はカードの時代だから、小売店でもかなりみんなカードを使うと思うんだけど、そうすると一見すぐに現金が入りそうな小売の商売でも、入金は遅れてくることになる。あげくのはてに、カード会社から手数料が取られる始末。そんでもって利用客側は、ポイントなどが付与される、と。手数料を取られたお店屋さんだって、自分が買う側になればカードを使ってポイントや値引きがもらえる、と。結局大きい流れでみた場合の動いているお金は同じだったりして。

こういうことを考えるといつも、手数料商売っていいねと思う。

ある意味、サラリーマンは、労働力を売る手数料商売みたいなもんだけど。仕入とかないし。

資金

会社が立ち上がる時の資金っていつも興味がある。初めお金、みんなどうしたんだろうって。

初めの資金ではないけれど、日本通運が持ってた株を買い戻すために、著者の父親の代の時に(1047年)増資したんだけど、個人投資家(1人)の資金を導入したんだって(P251)

 やっぱりそういうバックアップがあるんだね。その時の、比率とかがのちに頭痛の種になったって書いてあるけれど、その資金がなければできなかったわけだし。

 

そんな感じ。

 

★36歳になって、この一ヶ月、体調が悪くてなんだか残念。いろいろ進まない。

若干、育児ストレスを認めざるをえないだろう。

★善玉コレステロールの値が低いらしい。運動をしろ、と。運動していないし運動をする時間をさけていないことへのストレスもあってよろしくない。

★共働きがはじまってワイフの方が生活に負担が大きいはず。なんとかしなくてはいけない。

★自分の文体が気に食わない。

★いろいろお世話になっている友人へ、テオブロマキャビアのチョコレートをあげようと思って買いにいったら、「石」というチョコレートがあった。なんとなく昔からあるような気もするけど、大人になって初めて見た気がする。こんどむすめに買ってあげるつもり、小石が大好きだから。