Rちゃんごめん、、、P113.でギブアップしました。
時間と空間が錯綜している上に、状況が明瞭に語られることはない。
と、解説にある通りで、それに全然ついていけなくて話に入り込めなかった。しかも毎日ちょびっとずつの読書なもんだから、なおさらわけわからなくなっちゃった。
おっさんが、病院?に行って、診察をうけたり、診察を待ったりする最中に過去の色んな思い出を語りだす、みたいな流れなんだけど、なんだか色んな人が出てくるし情景がうまく想像できないし。これは、きっと序章で、読んでいくうちに色んな物がつながって、パッと視界が広がるのかもしれないとがんばったのだが、だめでした。
あと、主人公のおっさんんお幼い頃などのことを語られるので、もし私がアメリカのとある時代のライフスタイルのことを理解していれば、もうすこし取っ付きやすさはあったと思う。
ちなみに、作者のジーン・ウルフはSF作家らしいんだけど、この小説はSFではないと思う。
どういう風に楽しんだのか貸してくれた当人に聞こうとは思うものの、なかなかチャンスがないので、アマゾンのレビューをみたら、一件しかなかった。
静謐な文体で様々な幻想のエッセンスが渋くきらめくように語られる、装丁のイメージ通りの美しい作品。
謎めいた登場人物たちが織りなすエピソードが穏やかでありながら混沌とした迷宮に読者を誘い魅了してやまない『ケルベロス第五の首』と並ぶ幻想文学の傑作。
まずは予備知識無しで読むことをお勧めする。
巻末の西崎憲氏による精細な解説は読む度に謎が深まる、この小説世界を探求する読者への素晴らしいガイドとなっている。
そうかあ、幻想文学っていうジャンルのものなのか。
次回は、また共に楽しめる本に出会えることを期待したいところだね。
何しろ僕が大好きな安部公房を、その友人は苦手なわけで、たぶん感動が交錯しない時にはかなりかけ離れてるんだろうね。
このブログの編集画面に、「絵を描く」っていうボタンがあったから使ってみたよ。
感動の共通面積がちっちゃくなっちゃったけど、実際どうなんだろうね。友人といえども、こんなものかもしれないね。
音楽だったらこんな図になるかもしれない。友人はそんなにたくさん音楽は知らなくて、けど僕が紹介した音楽はけっこう気に入ってくれいてるみたいだから。
自分が、関わっている色んな人と、色んな分野に関して、○と○の大きさと重なり方が違うという当たり前のことだけど、時々、絵にして考えてみるのはいいことかもしれないね。
相手の存在に感謝するかもしれない。
交叉する円があることに。
Cial !!
★熊を放つの古本買った。