長髪をやめて中途半端な髪型にしたらストレスの塊になってしまったので、もう坊主しかないと思うのです。「坊主にしようと思うんだけど」「えー!やめなよぉ〜」と止められてしまいました。
さて、どうしよう。
ありきたりの本のようでいて、自分は勉強になりました。
読んでいて、途中から「長髪を切るか、どうするか」というテーマがこの本で解決するのかな、などと思い始めました。トレードオフという言葉(概念?)をこの本で知りました。何かを捨てるかわりに、何かを得るみたいな意味だと思われます。
たとえば、長髪をやめたら短髪のストレスが発生する代わりに、シャンプーとドライヤーの時間と手間が削減できる。短髪のストレスを感じたとしても、一番重要なのは時間短縮であり、それを得るための断髪をしてトレードオフするんだからいいんだ、と。
また、この本のなかで紹介されているボトルネックが何かを考えろという点との複合技でいくと、日常生活の時間をいかに縮めるかということであり、長髪がボトルネックの一つだと考え、トレードオフとボトルネック、両者の概念が相まって、その言葉の発するエネルギーがすべて髪の毛問題に集約してしまった形なのであります。
結果的には、ソレードオフ失敗の感が強すぎますが、そこは脇に置いておきます。
(髪が思うようにならない、整髪料代がかかる、1000円カットではろくな髪型にならないなど、寝癖がつく、みすぼらしくなった。)
606シェルビングシステム
それから、順調に物欲が拡張されました。BrownとVitoesで活躍した(Vitoesでは今も)ディター・ラムスという人が「より少なく、しかしより良く。」という言葉とともに紹介されているのですが、606シェルビングシステムについて調べたら、これがなかなかよろしくて。
606シェルビングシステム もいいんですが、 621サイドテーブル を見てみたい。触ってみたい。
素敵な本棚とともに生活がしたいんです。特に、 家屋と一体化している本棚にしたいという感覚があったので606はけっこうそそられます。今、「いつ引っ越すかわかんないし」という気持ちが根底にあるがために本棚のない生活をしていてそれがけっこうなマイナスポイントなので。これ、どんぐらい壁に穴空いちゃうんだろう。
髪
blogはいったん下書き保存して、髪を切ってきました。この一ヶ月で3回目。バカです。
こんどは、1000円カットみたいなところではなくて普通の美容院へ。初めて利用するお店。
こんどは、まあなんとか一ヶ月は我慢できそうです。坊主はやめました。家の人が、嫌だっていってるのにやらないほうがいいかなと思って。結果としては坊主にしたいという思いは消えませんでしたが。
子供にもう少し手がかからなくなったら、絶対ロングに戻します。
ロングになるための、長い長い道のりといくつもの峠を越える労力は、一番欲しい形が手に入るための過程なのだからすんなりと受け入れらます。これもまたトレードオフ。
話は、変わりますが、本書のなかで、映画『二郎は鮨の夢を見る』という映画とその主人公、小野二郎の存在が紹介されています。(この本はつまりこうやって色んな人とか出来事とかをひっぱりだしまくって言いたいことを表現を変えて繰り返すタイプのやつです)
この映画知らなかったのですが、すきやばし二郎の職人のドキュメンタリーらしく、あのオバマ大統領をもてなしたお寿司屋さんなわけです。
あーなんだ、欧米人に有名なお寿司屋さんだったのか!と、合点がいきました。
とりあえず、一度は、きゅうべえに行ってみたいドリーです、ごきげんようさようなら。