ケンタロウと秘密の料理道具箱
これは、思いの外良かった。
少なくとも、モノ好きの男心(ただし料理をする男の)はかなりくすぐると思う。
同時期に買った某モデルの山ガールの道具の本は、本当に内容が薄くてがっくりしたけど、これは違う。(山ガールの本。中古が1円に下がるまで待ってから買ってよかった~。)
16章まであって、1章ずつテーマの道具を紹介している本。間にちょびっとコラムもはさみつつ。
この方、エッセイが、文章が、上手。構成がうまいしテンポもよくて、楽しく読める。姿勢が一貫しているし。
第一章から包丁ではじまるんだけど、いいよね。まあ、残念なことに包丁は持っているから滅多なことがないと買わないと思うけど、吉實はお母さんから教えてもらったんだって。お母さんのことカツヨって書いてあります。カツヨだからね、カツヨだよね。
かね惣(かねそう)
こちらはオン・ラインショップとして整ったサイト。
吉實
こちらは、あまり手の入っていない渋いサイト。これはこれで逆に惹かれるよね。
ル・クルーゼの章では、フランスの工場に行って買いまくった話とか面白い。日本に入ってない色とかあるようで。でもル・クルーゼはいいよね。2006年の本だから、もうけっこう日本に入ってきてて店舗とかもあったと思う。
あと、ゆき平鍋使わないんだって。おもしろい。
僕は、ゆき平鍋大好きです。一個しか持ってないけれど色んな大きさを増やしたいです。お湯がすぐ沸くから大好き。形も見た目も好き。今もっているのは、京都の有次で買ったやつだけど、次は仔犬印のゆき平を買ってみたいと思っています。
とにかく、この本は、買って損はないぜ。
ちょっとした合間にパラパラ読んで楽しいし、物欲が刺激される!
かっぱ橋道具街に行きたくなるぜ!