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友人たちに、読んだ本の紹介。ときどき、音楽も。というかほとんどただのログ

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挫折! 三国志8巻 吉川英治

ついに、飽きちゃった....

三国志(8)(吉川英治歴史時代文庫 40)

三国志(8)(吉川英治歴史時代文庫 40)

 

なんかもう、文字を目で追っているだけで、全く頭に入ってこなくなってしまったので、終了にしたよ。今までこういう小説を読んでこなかった自分がよく7巻までは読めたということにしておこう。でも、7巻までは面白く読めていたし、漫画のやつは読みたいと思っている。60巻くらいあるやつ。周りの男友達に話すとみんなけっこう小学生?の時点で読んでるのね、あれ。

三国志 (1) (希望コミックス (16))あ、これ。

 

読むのやーめよっと思ってパラパラめくっていたら北斗七星旗っていう章があって、あ!まただと思った。何がかって北斗の拳って三国志の世界とマッドマックスのビジュアルの合体だったんだなって感じながら読んでいたから、実際には関係ないかもしれないけど、関連ワードとして目に留まった。孔明の旗らしい。

漫画はね、読むも読まぬも自由という感じで、本棚にしれっと置いておいて子供が勝手に読んだら面白いなと思ってる。

本棚って、自分の子供が勝手に読むかもしれないっていう前提で組み立てていくと面白いかもしれないし、面白いだけじゃなくて大事なことかもしれない。

自分は、父親の本棚から勝手に読んだけれど、彼はそんなことは全く意識してなかったと思う。


Mad Max 2 Opening Chase - YouTube

友人の時計屋さんにお邪魔していたら、ひっきりなしに電池交換のお客さんが舞い込んできて驚いた。

値段が高いと文句を言われていたけど、じゃあいくらならいいんだよと思った。自分でやれるのか?と。

車がオーバーホールから戻ってきたらいきなり故障して悲しいです。

じゃ、また。

ドリー

CLUTCH Magazine vol.30 完全にポチりミスした

 雑誌は実店舗で立ち読みしてから買うべきだなと改めて感じたけど、本屋に行く時間がないし、本屋に行ってもその雑誌がないということ。

これまじいらない。

 高橋理子(たかはしひろこ)さんの記事が掲載されているってことで、深く考えずに、しかもこの雑誌の別の号の表紙が気になっていてブックマークしていたので、ポチっと注文したのだが、完全に自分には合わない不要品だったのでげんなりしている。

Takahashi Hiroko / 高橋理子 | Official Web Site

ビンテージものの服とかジーンズとか古いバイクとかアクセサリーとかやたら男くさい汗臭い系のものがたくさん載っている雑誌だった。自分としてはそういうのは不要なので、立ち読みするべきだった。けど、冒頭にも書いたけど、どこで立ち読みするんだ????

それから、肝心のひろこさんの記事だけど、

なんでモノクロなんだ?

全ページモノクロ。

彼女の着物や手ぬぐいなど載っているけれど、白黒で掲載する意味って何だろう。

色が分からなかったら良さが分からないんじゃないだろうか。すでに知っている人しか。

彼女の持ち物のコレクションが載ってるっていうことだったけど、ちょっとおもちゃのコレクションの写真とアクセサリーと、ライダースジャケットを着たご自身の写真とか、全部モノクロで。黒が強めのモノクロで。文も浅いし。ホームページで紹介されているようなレベル以上のものが取材で引き出されてないっていうかなんていうか。

がっかりしたー。

ビンテージものとかインディアンアクセサリーとか好きな人にあげたいわ。

 

★秋の鼻炎地獄がはじまったくさい。

僕の好きな小さな怪物たち ~ 芸術新潮 2014 9月号

Gemaldegalerie der Akademie der bildenden Kunste Wien 

その絵は、プラド美術館ではなく、ウィーン美術アカデミー付属美術館にあった。

芸術新潮 2014年 09月号 [雑誌]

芸術新潮 2014年 09月号 [雑誌]

 絵画の知識をほとんど持ち合わせない僕。好きな画家は?と聞かれたら答えられるのは、カンディンスキーと、ボス。カンディンスキーは色合いがかわいい抽象画。ボスは、宗教画みたいな絵のなかに小さな怪物のような訳のわからない生き物がたくさん散りばめられている絵の人。この雑誌を買うまでは、ボッシュと呼んでいた。ボッシュはドイツ語読みで、ボスはオランダ語読みらしい。綴りがBOSCHであり、車のパーツでなじみのある名前のためボッシュと読んでいた。そのたった二人しかいない好きな画家のひとり、ボスの絵が特集されている雑誌が発売されたことを、テルマエロマエの作者ヤマザキマリのツイートを通じて知った。芸術新潮などという雑誌の存在すら知らなかった。これが、文字情報だけで「ボス」と書かれていたら、気にとめなかったと思う。ボッシュとして認識していたから。その点において、Ecofonの、タイムラインに一緒に画像が表示される仕様に感謝だ。

僕のやりたいことリストのなかには、スペインのマドリードにあるプラド美術館に行くこと、というのがある。その理由は、ボスの絵があるからだ。ずーっと前に、ボスの絵を知って好きになった時に、おそらく雑誌か何かで、ボスの絵はプラド美術館にあると書いてあったからだ。でも、本誌24,25ページの所蔵マップによれば(なんとこの芸術新潮、ボスの特集ページが80ページ近くある)、僕の好きな絵は「最後の審判」というタイトルで、それはウィーン美術アカデミー付属美術館にあることが分かった。

プラド美術館には、「快楽の園」「干し草車」「七つの大罪と四終」「愚者の石の切除」「東方三博士の礼拝」が所蔵されているらしい。そしてグッズも充実している模様。トランプ、ペーパーウェイトがよさそうだ。

上記2か所の他に、ボスの絵のなかで僕が好きな系統の変な小さな怪物がたくさん描かれている絵が所蔵されているのは、ヴェネツィアにあるパラッツォ・グリマーニ美術館「来世のヴィジョン」「隠者たち」「聖女の殉教」と、リスボンにある国立古美術館「聖アントニウスの誘惑」だ。

全て見るとすると、ウィーン~ヴェネツィア~マドーリード~リスボンの旅だ...間のフランスにはパリのルーブル美術館に一点「愚者の船」というのがあるけれど、僕の好きな小さな怪物うじゃうじゃ系ではない。

 まずは、徳島県にある大塚国際美術館で陶板に原寸大で複製された「快楽の園」(扉が自動開閉するらしい)を見に行くというのが現実的なような、本物じゃないなら観なくてもいいかな的な。というか、大塚国際美術館って、大塚製薬のあの大塚ホールディングス?が作ったやつだ。LOVEポカリ!

ところで、どんな絵か見たい場合は、グーグル画像検索がてっとり早いが、下記のサイトだと作品名ごとにきちんと見られる。なかなかよい。

Web Gallery of Art, image collection, virtual museum, searchable database of European fine arts (1000-1900)

 

話は戻って、僕が好きな「最後の審判」というのはどうやら三連式祭壇画といって、三面鏡のような形で三枚の絵から成り立っているらしい。(上記のWebGallery of ArtのページでLast Judgementをクリックしたら開く。直接リンクのURLが分からなかったので貼らない)その中央パネルの中にいる、青のような水色のようなヨーローッパ車にありそうな色彩の青の顔をした白髪の、足をまっすぐにのばして足の裏がピッとそろっているお腹がパンパンのコミカルな怪物が、僕を惹きつけたんだったと思う。

他にも、赤くて丸いキャラがいたと思ったのだが、本誌では見当たらなかった。全ての作品が紹介されているようだが絵の一部を拡大してあるからそこからアウトしてるのかもしれないし、記憶がねつ造したBOSCH風の怪物かもしれない。

 

何がこんなに自分を惹きつけるのか分からないけれど、安部公房や、倉橋由美子が好きなことと通じる気がする。日常の世界に入り混じる、奇異なものとか、そういった世界観なのだろうか。SFでもホラーでもない。滑稽さがあるのが共通項かもしれない。完全にありえない世界なのに、今の世界と地続きになっている感じとでもいえるかしら。ジャンピエール・ジュネの「ロストチルドレン」も大好きなのだが、僕としてはこれらの仲間に属する感じがする。この映画の世界は本当に大好きだ。アメリが大ヒットした監督だ。デリカテッセンも面白かった。それ以外は、観ていない。

 

最寄りの書店では在庫がなく、「1500円もする、どんなか見たこともない雑誌をネットで買うのかよ」と悩んだ(貧乏だな)のだが、これは買ってよかった。もう一冊買って、綺麗に切って、壁に張ってもいいくらいだ。だって、雑誌だと綴じる真ん中のところ見えないじゃない。あーもう一冊欲しいなあ。画集も欲しいなあ。

 

欲しいものリストに入れておきましたから、ららららら。
そのままショッピングカートに入れるをポチっとおしてポチポチポチっと押せば僕に届きますから...お互いの住まいを知らぬままに。。。僕やったことありますから。誕生日に欲しいものリストをツイッターで公開している人に送ってみましたから。こちらの住まいどころか、名前すら分からなかったらしいです。「これをくれた人は誰ですかー?」ってツイートしてたからお伝えしました。どうやらメッセージ欄を利用して何者かを伝えるのが流儀のようでしたが、考えが及ばなかったです。

 

ではまた、長々と読んでくれてありがとう。

最後に、Segoviaという名のいい感じのおじいさんを見つけたので下に貼っておきます。

Ciao !!

         
Segovia Plays Gavotte (Bach) - YouTube

         
Segovia Plays Fandanguillo (Torroba) - YouTube

コレめちゃくちゃ気に入りました 『スミヤキストQの冒険』-倉橋由美子

 久しぶりにマジで気に入ったよー! 

スミヤキストQの冒険 (講談社文芸文庫)

スミヤキストQの冒険 (講談社文芸文庫)

 

 パラフィン紙!

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アマゾンの古本で、馬場梓堂っていうお店から買ったんだけど、文庫がパラフィン紙でカバーされていて、盛り上がったよー。小説と関係ないんだけど、「スミヤキストQの冒険とパラフィン紙」この響き、そして古い本にパラフィン紙というノスタルジック×ノスタルジックなこの姿。

アマゾンでは、何冊も古本を買っているけれどこれは初めてだね。いいわ、パラフィン紙。こんどから自分の本にもやろうかなっていうくらいです。感触がよろしい。音もね。

 

安部公房をかなり奇人変人にした感じ

時代が近いっていうこともあろうかと思うんですが、安部公房の小説にあるような、主人公が日常の延長線上にある現実なのか幻覚なのか分からない異空間へ迷い込み、その世界へ適応なり不適応なりしながら生きていく様や心理が描かれた小説。

安部公房が苦手だと言っていたRにも、なにはともあれ一度読んでみてほしい。

この作者である倉橋由美子の小説を読むのはほぼ初めて。パルタイという小説を先に買って読み始め、すぐに好きになったんだけど、やばいから先にスミヤキスト読んじゃってよとオススメの言葉をいただいたことで、パルタイを横に置き、こちらを。ほんと、毎日ちょびっとずつ読んだんだけどね、最高でしたわ。

 

しかし、具体的な内容についてふれずに何をどういう風に書いていいのか、脳味噌がプアーな僕には分からないよ。

書ける範囲のキーワードは、こんなところだなあ。

  • 映画化してほしい
  • 安部公房の世界のさらに狂った感じ
  • 全体に漂う、滑稽さ。
  • 登場人物の強烈な個性
  • その登場人物へのネーミングセンスはいったいどこからきたのだろう。
  • 人をばかにしている感じの表現が、上手い。
  • わきが
  • セックス
  • 不謹慎
  • この人も、概念化の能力が高い印象。

 とりあえず、「わきが」。
多分倉橋さんは、嗅覚が優れていて、臭いに敏感で、臭いのが気になっちゃってしょうがないタイプなんだろう。(僕も)スミヤキストの前に、一話だけ読んだ『パルタイ』のなかのタイトル作のパルタイ。そのなかで、わきがの記述があって、印象に残っていたんです。それで、スミヤキスト読み始めたら強烈なわきがの人物が登場するんです。「またわきがだ!」と思って、今後読む作品にもわきがが出てくるのかどうか楽しみなんです。
あとは、皮肉のユーモアの視点で常に表現されている方のようでして、多分、僕が理解しきれていないくらいちりばめられていて、読んでいて楽しいです。

 

つーか、この本、最高なんだけどなあ。

どうすれば、読んでみたいなって思ってもらえるのか分からないなあ。

でも、そんなにたくさんの人に共感してもらえるかは全く自信がないしなあ。(その必要もないしなあ)

小説が好きで、ブラックな感じとか、軽く不謹慎な感じとか、下ねたとか諸々のことに抵抗のない方でしたら、ぜひとも読んで欲しい。

あ、ちがうわ、僕の友人だけでいいから読んで欲しい。

読んでから、内容についておしゃべりしたい。(そういう小説ってあんまりないよね)

 

倉橋由美子を教えてくれたツイッターの友人に、感謝。 

 

『ピース』ジーンウルフ

Rちゃんごめん、、、P113.でギブアップしました。

ピース

ピース

 
これは、友人から借りた本ざます。しかもお母さん経由で。
時間と空間が錯綜している上に、状況が明瞭に語られることはない。

と、解説にある通りで、それに全然ついていけなくて話に入り込めなかった。しかも毎日ちょびっとずつの読書なもんだから、なおさらわけわからなくなっちゃった。

おっさんが、病院?に行って、診察をうけたり、診察を待ったりする最中に過去の色んな思い出を語りだす、みたいな流れなんだけど、なんだか色んな人が出てくるし情景がうまく想像できないし。これは、きっと序章で、読んでいくうちに色んな物がつながって、パッと視界が広がるのかもしれないとがんばったのだが、だめでした。

 

あと、主人公のおっさんんお幼い頃などのことを語られるので、もし私がアメリカのとある時代のライフスタイルのことを理解していれば、もうすこし取っ付きやすさはあったと思う。

 

ちなみに、作者のジーン・ウルフはSF作家らしいんだけど、この小説はSFではないと思う。

どういう風に楽しんだのか貸してくれた当人に聞こうとは思うものの、なかなかチャンスがないので、アマゾンのレビューをみたら、一件しかなかった。

幻想美のエッセンス

静謐な文体で様々な幻想のエッセンスが渋くきらめくように語られる、装丁のイメージ通りの美しい作品。
謎めいた登場人物たちが織りなすエピソードが穏やかでありながら混沌とした迷宮に読者を誘い魅了してやまない『ケルベロス第五の首』と並ぶ幻想文学の傑作。
まずは予備知識無しで読むことをお勧めする。
巻末の西崎憲氏による精細な解説は読む度に謎が深まる、この小説世界を探求する読者への素晴らしいガイドとなっている。

 そうかあ、幻想文学っていうジャンルのものなのか。

 

次回は、また共に楽しめる本に出会えることを期待したいところだね。

何しろ僕が大好きな安部公房を、その友人は苦手なわけで、たぶん感動が交錯しない時にはかなりかけ離れてるんだろうね。

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このブログの編集画面に、「絵を描く」っていうボタンがあったから使ってみたよ。

感動の共通面積がちっちゃくなっちゃったけど、実際どうなんだろうね。友人といえども、こんなものかもしれないね。

音楽だったらこんな図になるかもしれない。友人はそんなにたくさん音楽は知らなくて、けど僕が紹介した音楽はけっこう気に入ってくれいてるみたいだから。

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自分が、関わっている色んな人と、色んな分野に関して、○と○の大きさと重なり方が違うという当たり前のことだけど、時々、絵にして考えてみるのはいいことかもしれないね。

 

相手の存在に感謝するかもしれない。

交叉する円があることに。

 

Cial !!

 

★熊を放つの古本買った。 

 

アタリでした Chamber Music Society - Esperanza Spalding

ツタヤの払い下げ。こちらはアタリでした。 

Chamber Music Society

Chamber Music Society

 

 朝、「熱がある」と発言して返される第一声が「保育園、連れていける?」、世知辛い共働き生活です、ごきげんよう。サバイバル・モーニング。

 

期待していなかったCDがアタリだと嬉しいです。エスペランサ・スポルディングですから、それなりに安定的なものを提供してくれているんだろうという予測はもちろんありましたけど。あ、ちなみに、この人は、ウッドベースコントラバス)ーバイオリンの巨大なやつで立てて弾くやつーを、弾きながら歌を歌います。

 

予想外の歌い上げ

とにかく気に入ったのが、5曲目のWILD IS THE WIND(意味がよくわかんないんだけど)。すっげーいい。車の中で、大きい音で聴いているとすごく感情がたかぶるポイントがあるの。 

♪ you~ toutch me~♪ っていうところの、yooooooooが、やばい。

多分、アレンジもいいし、声がいい。なんていうか、可愛いエモーショナルな声っていう感じかなあ。泣きそうになる(泣いてはいないが)

歌の内容もよく身にとりこんで、歌っているんでしょうね。終わり頃の雄叫びも。

雄叫びならぬ雌叫び。小説読んでると、いっつも雄と雌がどっちだか分からなくなるんだよね。画数が多いのが雌(メス)なんだね。

曲の冒頭なんて、ちょっとスタンダードをこねくりまわしたありがちな、ジャズの曲かと思ったのに。なんとなく耳に入れながら運転してたら、久々に「ウワー」って声出た。

 

できれば、ヘッドフォンではなく、スピーカーで、空間を震わせて聴いて欲しい。

iMacにヘッドフォンさしてiTunesで聴いてもウワーがこないから。(今、聴いている)

この人の曲ではないので、検索すると、David Bowieがたくさん出てくるんで、代表曲なのだろうか?

でも、David Bowieの曲でもないみたい。Nina Simon?


David Bowie - Wild Is The Wind - YouTube

なんか、下のおっさんバージョンの、歌謡曲っぽい、ドゥンドゥンしたベースのバージョンの方が好きかも。妙に、ダサっぽいんだけどクルんだよね。

 

 

 とりあえず、このアルバムに入ってる。

 まあ、そんな感じで、ツタヤのレンタル払い下げは、これからもチェックしよーっと。

ヘッドフォンって、耳の周りに汗かくよね〜。

 

★ちょっと、二人目の子供が、かなりのタフボーイなんじゃないかという懸念がある。自分とは全然違うタイプな気がする。体を鍛えないとまずいかもしれない。 

はずれでした Featuring Norah Jones

  だから徒然に。

Featuring Norah Jones

Featuring Norah Jones

 

ツタヤのレンタル品の払い下げで200円くらいで買いました。 

カントリーの雰囲気が強くて、駄目でした。

何曲目かで黒人系のグルーヴの曲になった時の、ホッとする感じがすごい。

でも、もうアルバムとしては聴かないかな。

カーステレオにCDをつっこんで丸ごとかけるのは耐えられませんでした。

 

徒然。

先日、じーちゃんの足が、血栓により壊死して、膝から下を切断しました。

体力的に手術に耐えられないかもしれないという話があったけれど、手術前に足を痛がるじーちゃんに手を差し伸べたところ、すさまじいパワーで握られた(痛いから何かを掴みたいアノ状態)ので、「これだけの力があったら大丈夫かな?」と思いました。結果的には、無事に生還しました。もちろん、無事というのは生きていたという意味で、片足なくなったわけですが。

とにかく、生命力には感服です。

 

認知症白内障、胃ろう、ペースメーカー、歩行不能etc....

 

家族は、お医者さんから決断をせまられます。

壊死しているから、切断しなければ、いずれ菌(?)が回って、死にます。

切断の手術をする必要がありますが、こんどはその手術に耐えられずに死ぬかもしれません。

どうしますか?(手術をする場合は、「延命措置どうしますか?」も必ず聞かれます)

と。

あまりに痛がっていたので、世話役である私の母親は切断することを決断した結果、じーちゃんは生き延びました。

結果的には、生き延びたけれど、何が正解かはつねに分かりません。

 

倉橋由美子スミヤキストQの冒険 を読んでいますが、とてもゆっくり読んでおります。

非常に面白いですが、それほど人にすすめられる本でもないです、はい。