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友人たちに、読んだ本の紹介。ときどき、音楽も。というかほとんどただのログ

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シメオネ超効果

南米生まれの人の熱さの要素が少し分かったような気になった。

最近、8試合のベンチ入り禁止になっちゃった、アトレティコ・マドリーディエゴ・シメオネ監督のトーク本。銭湯図書(友人と借りているロッカーを介して借りた)

シメオネ超効果 リーダーの言葉で今あるチームは強くなる

シメオネ超効果 リーダーの言葉で今あるチームは強くなる

 

 うちは、スペインリーグを放送しているWOWOWは見られないから時々ネットでダイジェストを見る程度だからシメオネ監督をあんまり見たことないんだ。でも一回見ただけで姿を覚えちゃうわ。

色々とメモはとったけど、「チームメイトの視線を避けること無く同じテーブルで食事させている」っていうのがあって、ちょうど柿谷が代表の朝食?に遅刻して云々っていう記事にアギーレも全員で食事をする方針だってことで南米はチームの一体感みたいなのをそうやって生み出すタイプが多いのかなと。

僕は、そういうのは賛成。自分の意思と関係なく調整的に一緒に行動させられた集団の共有時間の積み重ねって一体感を生むと思う。(自分はそういうのが苦手だけど、苦手ながらも参加しているやつもいるっていう現実が一体感を生む要素になると思う。)

あとプレステージって言う言葉が自分の引き出しに全くない言葉で新鮮。

ビッグクラブの方が収入は多いし、プレステージも大きい。

っていう使われ方だった。

あとは、クラブの歴史や伝統、アイデンティティが大事だっていう話も響いたね。

 

とりあえず、アギーレ監督の八百長問題がどうなるのかアジアカップを前に退任とかあるんですかね。気がかりですね。

あと最近のサッカーの話題だと、ACミランのメネズって選手の悪童っぽい感じが愉快。プレーも人柄も。BSの12チャンネルは無料のチャンネルで、毎週火曜日はACミランのゲームを放送するからナイス。あとはBS-NHKでしか海外サッカーは見られないから。

じゃまた

ciao!! 

 

良さそうなものなどをリストアップ 和樂 2014年 07月号

 日本の伝統的な今でも価値あるものに対しての知識や経験の浅さを自分に感じていた時、目の前にこれがあったから買ったらヒットだった。保存版である。

和樂 2014年 07月号 [雑誌]

和樂 2014年 07月号 [雑誌]

 

 本誌で紹介されているなかで、ビリビリと感性が刺激されたものをピックアップしておいた。プリントアウトしてどこかに貼って置きたい感じ。

 

根津美術館 ー すぐ行けるのに行ったことないシリーズ。内装を見たい。

日本民芸館 ー 同上。

老松酒造(兵庫)

かりんとうたちばな銀座

笠仙  これは前から知っているけど、行ったことない。夏、テレビ朝日ドラえもんのイベントのショップで売られていたドラえもん手ぬぐい。まさかの笠仙だったからね。てきとうなプリント手ぬぐいじゃなかったので見直した。ふところが寂しくて買わなかったけど。2種類あった。

うさぎや ー どら焼き、上野。

ちんや ー すき焼きの名店。行ってみたいけど肉食べて下しそう。

古梅園 ー 墨、奈良。

たるや竹十

菊地保寿堂 ー 山形「和鉄ポットまゆ」すごくかわいい。欲しい。

飛塚製鋏所 ー 剪定鋏 ¥5,400. 写真の質感にひかれる。存在感のある道具が悪いわけはないだろうと思ってしまう。母親にプレゼントしようかと連れに相談したら欲しいかどうか見せてからの方がいいんじゃないか、使わないかもしれないから、と。確かにそうだ。そうだけど、プレゼントの演出としてあまり好きではない。けど妻の言う通りなんだと思う。

博古堂 ー 鎌倉彫の箱。やばい。

小島屋 ー けし餅。見るだけで満たされる(少なくとも写真では)12個入りの写真。先述の道具の話とかぶるけど、こんなに美しいお菓子がまずいわけがないと思う私。だってあんなにきれいに作って、きれいに梱包できるってことは丁寧に作れるんだからおいしく丁寧に作ってるんでしょ?って思うじゃない。 お菓子を断ったことが辛い。

慶雲 ー 山梨。近いじゃないか。風呂からの景色がよさそう。世界最古の旅館だそうで、それは705年(慶雲2)からだって。それにしちゃずいぶんウェブサイトが安っぽいなあ。http://www.keiunkan.co.jp/

吉野寿(ほんとはこの漢字じゃないので詳しくはウェブサイトで見てね)ー 大阪舟場、箱寿司。どうやって食べるんだろうという見た目のぎゅうぎゅう詰めの箱寿司がかわいい。http://www.yoshino-sushi.co.jp/

太田なわのれん ー 牛鍋。これ、絶対具合悪くなる!けどなんかすごそう。誰かと行って様子だけ楽しみたい。ぶつ切り肉が鍋に敷き詰められているビュジュアルがすごい。

更科堀井麻布本店 ー 問答無用。行くべし自分。

うさみ亭マツバヤ ー 大阪のうどん、好きやねん。

大黒 ー 大阪、かやくご飯(お弁当用)食べたい!!!!

いせ辰 ー 谷中。千代紙。

白木屋伝兵衛商店 ー ほうき。

塩芳軒(しおよしげん)ー京都 和菓子。

内藤商店 ー 京都、三条大橋。手ほうき「ブルーム」¥1,000.欲しい。

珠屋小林商店 ー 宮内庁御用達コーヒー ロイヤルブレンド。いろんな商品にロイヤルっていう言葉が使われているけれど、こりゃ本当にロイヤル! 200gで¥1.031.だったら飲んでみたいじゃないのさ。

 

そんな感じ!

リンクを貼ったり貼ってなかったりまちまちでごめんね!

持ってたり、食べたことあるのあったかな?あったら教えてインプレッション!

ばいば〜い またね〜

dory

ちはやふる 25巻

 もう25冊も読んだけど、歌をひとつも覚えていない・・・。

ちはやふる(25) (BE LOVE KC)

ちはやふる(25) (BE LOVE KC)

 

 ドラゴンボールで悟空が大きくなって、戦いばっかりの内容になったみたいなそんな印象でした。なんていうか、話の途中にふざけた感じのコマがいつもあるのになあって感じ。
もうちょっとふざけて欲しいなあ。

他に、書くこと思いつかないや。

 

明日でinterFMのバラカンモーニングの放送が終了しちゃうんだよね。つまんないなあ。
かなり音楽的な刺激を受けていたんだけれど。
番組の中の会話では、バラカンビートっていう新しい番組?(ネットで検索すると昔やっていた番組のタイトルっぽい)が週一か何かでやるらしいんだけど、情報が少なすぎるよー。バラカンモーニングのサイトとかには書いてないし。

 残念だなあ。
番組を聴いていて全くコマーシャルが流れないから、interFMってどういう経営になってるんだろうって不思議だったんだけれど、単純にスポンサーがポールスチュアートしかいない番組だったのかなー。

つまんなくなるなー

 

★甘いものを断っている。まだまだ2週間ほど。

挫折! 三国志8巻 吉川英治

ついに、飽きちゃった....

三国志(8)(吉川英治歴史時代文庫 40)

三国志(8)(吉川英治歴史時代文庫 40)

 

なんかもう、文字を目で追っているだけで、全く頭に入ってこなくなってしまったので、終了にしたよ。今までこういう小説を読んでこなかった自分がよく7巻までは読めたということにしておこう。でも、7巻までは面白く読めていたし、漫画のやつは読みたいと思っている。60巻くらいあるやつ。周りの男友達に話すとみんなけっこう小学生?の時点で読んでるのね、あれ。

三国志 (1) (希望コミックス (16))あ、これ。

 

読むのやーめよっと思ってパラパラめくっていたら北斗七星旗っていう章があって、あ!まただと思った。何がかって北斗の拳って三国志の世界とマッドマックスのビジュアルの合体だったんだなって感じながら読んでいたから、実際には関係ないかもしれないけど、関連ワードとして目に留まった。孔明の旗らしい。

漫画はね、読むも読まぬも自由という感じで、本棚にしれっと置いておいて子供が勝手に読んだら面白いなと思ってる。

本棚って、自分の子供が勝手に読むかもしれないっていう前提で組み立てていくと面白いかもしれないし、面白いだけじゃなくて大事なことかもしれない。

自分は、父親の本棚から勝手に読んだけれど、彼はそんなことは全く意識してなかったと思う。


Mad Max 2 Opening Chase - YouTube

友人の時計屋さんにお邪魔していたら、ひっきりなしに電池交換のお客さんが舞い込んできて驚いた。

値段が高いと文句を言われていたけど、じゃあいくらならいいんだよと思った。自分でやれるのか?と。

車がオーバーホールから戻ってきたらいきなり故障して悲しいです。

じゃ、また。

ドリー

CLUTCH Magazine vol.30 完全にポチりミスした

 雑誌は実店舗で立ち読みしてから買うべきだなと改めて感じたけど、本屋に行く時間がないし、本屋に行ってもその雑誌がないということ。

これまじいらない。

 高橋理子(たかはしひろこ)さんの記事が掲載されているってことで、深く考えずに、しかもこの雑誌の別の号の表紙が気になっていてブックマークしていたので、ポチっと注文したのだが、完全に自分には合わない不要品だったのでげんなりしている。

Takahashi Hiroko / 高橋理子 | Official Web Site

ビンテージものの服とかジーンズとか古いバイクとかアクセサリーとかやたら男くさい汗臭い系のものがたくさん載っている雑誌だった。自分としてはそういうのは不要なので、立ち読みするべきだった。けど、冒頭にも書いたけど、どこで立ち読みするんだ????

それから、肝心のひろこさんの記事だけど、

なんでモノクロなんだ?

全ページモノクロ。

彼女の着物や手ぬぐいなど載っているけれど、白黒で掲載する意味って何だろう。

色が分からなかったら良さが分からないんじゃないだろうか。すでに知っている人しか。

彼女の持ち物のコレクションが載ってるっていうことだったけど、ちょっとおもちゃのコレクションの写真とアクセサリーと、ライダースジャケットを着たご自身の写真とか、全部モノクロで。黒が強めのモノクロで。文も浅いし。ホームページで紹介されているようなレベル以上のものが取材で引き出されてないっていうかなんていうか。

がっかりしたー。

ビンテージものとかインディアンアクセサリーとか好きな人にあげたいわ。

 

★秋の鼻炎地獄がはじまったくさい。

僕の好きな小さな怪物たち ~ 芸術新潮 2014 9月号

Gemaldegalerie der Akademie der bildenden Kunste Wien 

その絵は、プラド美術館ではなく、ウィーン美術アカデミー付属美術館にあった。

芸術新潮 2014年 09月号 [雑誌]

芸術新潮 2014年 09月号 [雑誌]

 絵画の知識をほとんど持ち合わせない僕。好きな画家は?と聞かれたら答えられるのは、カンディンスキーと、ボス。カンディンスキーは色合いがかわいい抽象画。ボスは、宗教画みたいな絵のなかに小さな怪物のような訳のわからない生き物がたくさん散りばめられている絵の人。この雑誌を買うまでは、ボッシュと呼んでいた。ボッシュはドイツ語読みで、ボスはオランダ語読みらしい。綴りがBOSCHであり、車のパーツでなじみのある名前のためボッシュと読んでいた。そのたった二人しかいない好きな画家のひとり、ボスの絵が特集されている雑誌が発売されたことを、テルマエロマエの作者ヤマザキマリのツイートを通じて知った。芸術新潮などという雑誌の存在すら知らなかった。これが、文字情報だけで「ボス」と書かれていたら、気にとめなかったと思う。ボッシュとして認識していたから。その点において、Ecofonの、タイムラインに一緒に画像が表示される仕様に感謝だ。

僕のやりたいことリストのなかには、スペインのマドリードにあるプラド美術館に行くこと、というのがある。その理由は、ボスの絵があるからだ。ずーっと前に、ボスの絵を知って好きになった時に、おそらく雑誌か何かで、ボスの絵はプラド美術館にあると書いてあったからだ。でも、本誌24,25ページの所蔵マップによれば(なんとこの芸術新潮、ボスの特集ページが80ページ近くある)、僕の好きな絵は「最後の審判」というタイトルで、それはウィーン美術アカデミー付属美術館にあることが分かった。

プラド美術館には、「快楽の園」「干し草車」「七つの大罪と四終」「愚者の石の切除」「東方三博士の礼拝」が所蔵されているらしい。そしてグッズも充実している模様。トランプ、ペーパーウェイトがよさそうだ。

上記2か所の他に、ボスの絵のなかで僕が好きな系統の変な小さな怪物がたくさん描かれている絵が所蔵されているのは、ヴェネツィアにあるパラッツォ・グリマーニ美術館「来世のヴィジョン」「隠者たち」「聖女の殉教」と、リスボンにある国立古美術館「聖アントニウスの誘惑」だ。

全て見るとすると、ウィーン~ヴェネツィア~マドーリード~リスボンの旅だ...間のフランスにはパリのルーブル美術館に一点「愚者の船」というのがあるけれど、僕の好きな小さな怪物うじゃうじゃ系ではない。

 まずは、徳島県にある大塚国際美術館で陶板に原寸大で複製された「快楽の園」(扉が自動開閉するらしい)を見に行くというのが現実的なような、本物じゃないなら観なくてもいいかな的な。というか、大塚国際美術館って、大塚製薬のあの大塚ホールディングス?が作ったやつだ。LOVEポカリ!

ところで、どんな絵か見たい場合は、グーグル画像検索がてっとり早いが、下記のサイトだと作品名ごとにきちんと見られる。なかなかよい。

Web Gallery of Art, image collection, virtual museum, searchable database of European fine arts (1000-1900)

 

話は戻って、僕が好きな「最後の審判」というのはどうやら三連式祭壇画といって、三面鏡のような形で三枚の絵から成り立っているらしい。(上記のWebGallery of ArtのページでLast Judgementをクリックしたら開く。直接リンクのURLが分からなかったので貼らない)その中央パネルの中にいる、青のような水色のようなヨーローッパ車にありそうな色彩の青の顔をした白髪の、足をまっすぐにのばして足の裏がピッとそろっているお腹がパンパンのコミカルな怪物が、僕を惹きつけたんだったと思う。

他にも、赤くて丸いキャラがいたと思ったのだが、本誌では見当たらなかった。全ての作品が紹介されているようだが絵の一部を拡大してあるからそこからアウトしてるのかもしれないし、記憶がねつ造したBOSCH風の怪物かもしれない。

 

何がこんなに自分を惹きつけるのか分からないけれど、安部公房や、倉橋由美子が好きなことと通じる気がする。日常の世界に入り混じる、奇異なものとか、そういった世界観なのだろうか。SFでもホラーでもない。滑稽さがあるのが共通項かもしれない。完全にありえない世界なのに、今の世界と地続きになっている感じとでもいえるかしら。ジャンピエール・ジュネの「ロストチルドレン」も大好きなのだが、僕としてはこれらの仲間に属する感じがする。この映画の世界は本当に大好きだ。アメリが大ヒットした監督だ。デリカテッセンも面白かった。それ以外は、観ていない。

 

最寄りの書店では在庫がなく、「1500円もする、どんなか見たこともない雑誌をネットで買うのかよ」と悩んだ(貧乏だな)のだが、これは買ってよかった。もう一冊買って、綺麗に切って、壁に張ってもいいくらいだ。だって、雑誌だと綴じる真ん中のところ見えないじゃない。あーもう一冊欲しいなあ。画集も欲しいなあ。

 

欲しいものリストに入れておきましたから、ららららら。
そのままショッピングカートに入れるをポチっとおしてポチポチポチっと押せば僕に届きますから...お互いの住まいを知らぬままに。。。僕やったことありますから。誕生日に欲しいものリストをツイッターで公開している人に送ってみましたから。こちらの住まいどころか、名前すら分からなかったらしいです。「これをくれた人は誰ですかー?」ってツイートしてたからお伝えしました。どうやらメッセージ欄を利用して何者かを伝えるのが流儀のようでしたが、考えが及ばなかったです。

 

ではまた、長々と読んでくれてありがとう。

最後に、Segoviaという名のいい感じのおじいさんを見つけたので下に貼っておきます。

Ciao !!

         
Segovia Plays Gavotte (Bach) - YouTube

         
Segovia Plays Fandanguillo (Torroba) - YouTube

コレめちゃくちゃ気に入りました 『スミヤキストQの冒険』-倉橋由美子

 久しぶりにマジで気に入ったよー! 

スミヤキストQの冒険 (講談社文芸文庫)

スミヤキストQの冒険 (講談社文芸文庫)

 

 パラフィン紙!

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アマゾンの古本で、馬場梓堂っていうお店から買ったんだけど、文庫がパラフィン紙でカバーされていて、盛り上がったよー。小説と関係ないんだけど、「スミヤキストQの冒険とパラフィン紙」この響き、そして古い本にパラフィン紙というノスタルジック×ノスタルジックなこの姿。

アマゾンでは、何冊も古本を買っているけれどこれは初めてだね。いいわ、パラフィン紙。こんどから自分の本にもやろうかなっていうくらいです。感触がよろしい。音もね。

 

安部公房をかなり奇人変人にした感じ

時代が近いっていうこともあろうかと思うんですが、安部公房の小説にあるような、主人公が日常の延長線上にある現実なのか幻覚なのか分からない異空間へ迷い込み、その世界へ適応なり不適応なりしながら生きていく様や心理が描かれた小説。

安部公房が苦手だと言っていたRにも、なにはともあれ一度読んでみてほしい。

この作者である倉橋由美子の小説を読むのはほぼ初めて。パルタイという小説を先に買って読み始め、すぐに好きになったんだけど、やばいから先にスミヤキスト読んじゃってよとオススメの言葉をいただいたことで、パルタイを横に置き、こちらを。ほんと、毎日ちょびっとずつ読んだんだけどね、最高でしたわ。

 

しかし、具体的な内容についてふれずに何をどういう風に書いていいのか、脳味噌がプアーな僕には分からないよ。

書ける範囲のキーワードは、こんなところだなあ。

  • 映画化してほしい
  • 安部公房の世界のさらに狂った感じ
  • 全体に漂う、滑稽さ。
  • 登場人物の強烈な個性
  • その登場人物へのネーミングセンスはいったいどこからきたのだろう。
  • 人をばかにしている感じの表現が、上手い。
  • わきが
  • セックス
  • 不謹慎
  • この人も、概念化の能力が高い印象。

 とりあえず、「わきが」。
多分倉橋さんは、嗅覚が優れていて、臭いに敏感で、臭いのが気になっちゃってしょうがないタイプなんだろう。(僕も)スミヤキストの前に、一話だけ読んだ『パルタイ』のなかのタイトル作のパルタイ。そのなかで、わきがの記述があって、印象に残っていたんです。それで、スミヤキスト読み始めたら強烈なわきがの人物が登場するんです。「またわきがだ!」と思って、今後読む作品にもわきがが出てくるのかどうか楽しみなんです。
あとは、皮肉のユーモアの視点で常に表現されている方のようでして、多分、僕が理解しきれていないくらいちりばめられていて、読んでいて楽しいです。

 

つーか、この本、最高なんだけどなあ。

どうすれば、読んでみたいなって思ってもらえるのか分からないなあ。

でも、そんなにたくさんの人に共感してもらえるかは全く自信がないしなあ。(その必要もないしなあ)

小説が好きで、ブラックな感じとか、軽く不謹慎な感じとか、下ねたとか諸々のことに抵抗のない方でしたら、ぜひとも読んで欲しい。

あ、ちがうわ、僕の友人だけでいいから読んで欲しい。

読んでから、内容についておしゃべりしたい。(そういう小説ってあんまりないよね)

 

倉橋由美子を教えてくれたツイッターの友人に、感謝。