書籍履歴

書籍履歴 BOOKS I'VE READ

友人たちに、読んだ本の紹介。ときどき、音楽も。というかほとんどただのログ

follow us in feedly

ギブアップ! 人生がときめく片づけの魔法

むり

全部読めなかった

捨てます…

捨てろ捨てろって書いてあるんだからいいよね…

 

人生がときめく片づけの魔法

人生がときめく片づけの魔法

 

アメリカのテレビに出てるって記事よんで

すごい人がいるものだなあと買ってみた本。

 

合理的でよろしいこともいつくもあるんだけど

ページを進めるごとにプチイラが増えてきて

無理でした

 

おとぎの国スタイルでお話が進んでら風に見せかけて…

いや悪口は書きたくないのだ。

さよーならー

 

Newton ニュートン12月号2018年 

最新科学にもとづく食と健康の正しい知識

 

コンビニで立ち読みして即買っちゃった。我ながら好きだなこういうの。

 

1トピック見開き1ページなんだけど、端的にまとまっててね。 

Q糖質制限は、やせるのか? 健康にもよい?

とかさ

Qグルテンフリーは万人向けか?

とか

Q コラーゲンを食べると肌にハリは出るか?

Q摂取した生きた乳酸菌は、胃腸でどうなる?

Q関節の痛みにグルコサミンは効くのか?

Q加熱調理で発がん性物質ができるは本当か?

 

そんなのが興味をひいて即買いました。

あとは、宇宙の話とか、なぜ永久機関は実現不可能か?とか難しい話。

昆虫の超拡大のページがあって、きもかった。正直そのページ群は破り捨てたい。

 

とにかく、面白かったよ。おすすめ。

 

櫻の木の下には瓦礫が埋まっている。 村上龍

 

村上龍のエッセイはあんまり興味なかったんだけど、そんな中でこれは一番好きかも。

3.11の頃に書かれていて、原発のことについてとか、書いてあった。

この当時、割とはっきり自分のスタンスを述べたりしていたんだなと感心した。

一年後の3.11の日のことを振り返ったエッセイもひとつある。当時、定宿のホテルにいて、歩いて帰宅する人々を眺めていたらしい。

あの頃の自分には、エッセイなんて読む余裕はなかった。

とにかく、このエッセイは、今(2018年)読んでも面白い。昔の、オンナがどうちゃらのエッセイはないので、それを期待する人は、スルーしてね。

 

 今週のお題「読書の秋」

歌うクジラ 村上龍

今週のお題「読書の秋」

すげーよかった。

村上龍の小説には何種類か系統があるけど、これはちょいFSの冒険系の場所がどんどんかわって色んな人と出会って話がどんどん展開していくタイプのやつ。

発売当時、自分に余裕がなさすぎて人生で一番小説から距離が遠かった時期だし、坂本龍一が作った音楽つき電子書籍で販売したって話題になっていたのは知っていたけど、iPadなかったし、まあとにかくそれどころじゃなかったってのが正直なところで読んでいなかったです。

 最近になって、紙の本も出版されていたのを発見して、今は、村上龍をかたっぱしから読んでいるので、買ってみた。そしたらすーげーよかった。もっと早く読めばよかった。けどなんでもタイミングってもんがあるのです。

歌うクジラ(上) (講談社文庫)

歌うクジラ(上) (講談社文庫)

 

 それまでの色んな小説で書かれてきた概念が全部ぶっこまれている感じもするし、架空のおもしろい設定が沢山出てくるんだけど全部SF映画っぽいリアリティがある。し、楽しい面白い。

あと、言葉で遊ぶところの才能もどばどば撒き散らしてて楽しいよ。

登場人物の心理変化の描写で読書をひきつける技も炸裂していると思うし。

細かい、概念の言語化フレーズは、ばんばん出てくるし。

妙に、愛があるし。

途中で出てくる助っ人キャラみたいなのがまた良くてねえ。ネーミングセンスもいいのよ。その名も「ネギダール」っていうんだけど。自分が映画俳優だったらこの役やりたいよ。ネギダールは一応、女だけど。しかも、人間じゃないんだけど、半分しか。

読んでよかったです、はい。

SF感のある色々な設定は、だいたい想像がつくものではあるんだけど、ガスケットっていうスポーツはどこから発想したのだろう。似てるスポーツがあるのかな。面白いよ。

 

社会構造の真理というか現実をグサっとえぐり書くところは、当然、いつものように織り込まれているので重みもあるんだよ。びしびし再認識されられるけどね、なんとか読めるように、まあがんばれやって感じに書かれているよ。

文庫の解説は、よしもとばななが書いていたよ。ずいぶん前からぱったり読んでないけど、すごくばななっぽい文章だった。

これは、電子書籍の方もかわなきゃな。

 

村上龍 歌うクジラ

村上龍 歌うクジラ

  • G2010 Co.,Ltd.
  • ブック
  • ¥1,800

 

歌うクジラ(下) (講談社文庫)

歌うクジラ(下) (講談社文庫)

 

 

 

カンブリア宮殿 村上龍の質問術

 これは、けっこう◎な実務的なビジネス書かもしれない。社会人でも学生でも。

カンブリア宮殿の準備資料とその時に龍さんが考えたことという構成。

ゲストごとに、章分けしています。

 例としてあがっているのは、かなりビッグネームなゲストが出演した会。

スターバックスのCEOとかアマゾンのCEOともやってるの、知らなかったです。

孫正義とかユニクロの柳井氏も出てます。

すげー、準備してんじゃんっていうことと、準備段階の過程と、それが実際に番組でどう展開したかってことが書いてあって勉強になるし、この番組の視聴者は私の数倍面白く読めるのではないかと思いました。(わたしは、滅多に見ないので)

核となる質問を見つける、考える。

というのが鍵になるということも勉強になりました。何をするにおいても大事だな、と。

 

カンブリア宮殿という番組が何なのか全く知らないとさすがに雰囲気が分かりづらいと思いますが、ほぼ誰が読んでも面白いし、ためになるんじゃないでしょうか。

って、本でした。

1日1つなしとげる!

 これをポチった自分は、かなり病んでいたに違いない。

追い込まれていたに違いない。

はい。

1日1つ、なしとげる! 米海軍特殊部隊SEALsの教え

1日1つ、なしとげる! 米海軍特殊部隊SEALsの教え

 

自分の時間はないわ毎日寝不足だわ弁当作るのつらいわ晩飯考えるのめんどくさいわ仕事はつまんないわで死にたくなってたから買ったけど買っただけましだよじぶん、なんとかしようとしてたんだな。 

著者が、テキサス大学オースティン校の卒業式にて、米海軍特殊部隊SEALs(シールズ)の訓練を通じて学んだ10か条を中心にしたスピーチをして、評判がよかったので、その内容を膨らませて出版した、という本です。

最後には、スピーチ全文も載ってます。

世界を変えたいならベッドメイクから始めよう

で始まる本です。

世界を変えるというのは、自分という世界をと置き換えた方がいいかもしれない。

まず、目前の小さなタスクを完璧にこなして、一日の初めに達成感を味わうんですって。まあ、悪くはないよね。整えるってのは気持ちがいいものだし。

少なくとも、タオルケットを畳むようにしました...ちょっとは、はいつくばる気力がわいた。。心が洗われた、、。。

 

目次は、こんな感じ。どう?鼓舞されるかな?

CHAPTER ONE  -Start your day with a task completed-
日課を1つなしとげてから1日を始めよう

CHAPTER TWO - You can't go it alone-
ひとりでは強くなれない

CHAPTER THREE -Only the size of your heart matters
大切なのは心の大きさ

CHAPTER FOUR - Life's not fair--Drive on!
人生は不公平。だから走り続けろ!

CHAPTER FIVE - Failure can make you stronger-
失敗するから強くなる

CHAPTER SIX -you must dare gratly-
勇気をもって挑め!

CHAPTER SEVEN -stand up to the bullies-
いじめに立ち向かえ

CHAPTER EIGHT -Rise to the occasion-
難局に臨機応変に対処せよ

CHAPTER NINE -Give people hope-
希望を運ぶ人になれ!

CHAPTER TEN -Never, Ever Quit!-
何があっても投げ出すな!

テキサス大学 卒業式スピーチ

 

マッチョソルジャー系いくならつぎはこれかな?(笑)

 

NO HERO アメリカ海軍特殊部隊の掟

NO HERO アメリカ海軍特殊部隊の掟

 

 

博士の愛した数式 ・ 小川洋子

題名のせいで、10年くらい読まなかった。

細い線で描かれた8等身の女性向けの漫画みたいな印象で、ちょっと「いま、博士の愛した数式読んでるんだ」って言いづらい、みたいな。

結果的には面白かったけど。他の小川洋子作品を読んでいたからこそやっと手にできた本。

博士の愛した数式 (新潮文庫)

博士の愛した数式 (新潮文庫)

 

 内容は、安定の小川洋子 感だと思う。

金網に寄りかかって体の形に凹みがつく話みたいな(ことりだっけ?)やっぱり小川洋子は、こういうの好きなんだって思った。80分しか記憶がもたないというのみならず数学にしか興味がない主人公の相方役。前の、金網に凹みをつけたのも、主人公の相方役だったような気がするし。

つまり街の人が見て見ぬ振りをするような少し変わったところがある人を中心人物にもってくるということなんだけど、それは体験を通じてのものなのかな。

 

あたしゃ単純だから、数学は全く苦手だけど数学に興味持ったよね。しかしながら抱いた好奇心の矛先がよくわからないから月日の流れと共に消えてゆくと思うけれど。だってフェルマーの最終定理の本を読んでみてもわかるはずがない気がするし。もっともっと前提のところが抜けているから。

 

0が存在する、とかそういうの、数学ってとことんリアリティなような形而上学のようなところがある。あれは、無いが有るんじゃなくて0という有るが有るなのかな。

 

あと、あれだな、息子の逞しさと子供らしさの描き方がうまいかな。

 

 

フェルマーの最終定理 (新潮文庫)

フェルマーの最終定理 (新潮文庫)

 

 

 

博士の愛した数式 Blu-ray スペシャル・エディション

博士の愛した数式 Blu-ray スペシャル・エディション