少なくとも年に12回ほど、CDのことも書くけど読んでね!
なぜ、12回かというと、月に一枚はCDを買うと決めたから。これは、今年(2014年)に買った一枚目のCD。この一枚をきっかけに、自分のなかで物語があったから書籍履歴にCDも紹介しちゃえ!と思って。
InterFMのバラカンモーニング(ピーターバラカンの番組)っていう朝の番組を割とよく聴くんだけど、そこで流れた曲が熱かったので購入した一枚。このアルバムのDelux Editionに収録されているLovely Day。(買うとき気をつけてね)
僕が大好きなBill Withesの曲なんだけど、このアレンジがかっこよくて興奮しました。
もともとRobert Glasperのことは好きで、Black Radio1は持ってたんだけど、あらためて好きになりました。2曲目に入っているコモンがfeaturingされている曲もしびれる。
楽器は、音色がすべてだし、歌は声がすべてだ、って思わせられます。commonは声がほんとにいい。だって何言ってるかわかんないのに感動するんだから。
それで、どういう物語があったかっていうと。
ある時、仕事中のこと。ずっと前にバンドをやっていたC先輩夫婦の家のすぐ近くを通ったので、一瞬挨拶しようと立ち寄ったわけ。ごめんくださーい、あけましておめでとうございまーす、なんつってね。まあ、お檀家さんだと思ったであろう奥さんが出てきたのだけど、僕が立っててびっくりしていましたわ。「あわわmogyさん。」
「すぐ行くから、ここで」なんつってお話してると
「あれ?mogyの声がするなあ」って先輩も出てきて、矢継ぎ早にわー!っとまくしたてて色々としゃべったんだ。5分もいなかったと思う。
そこでCD買ったばかりだった僕が「ねえ、ロバートグラスパーって知ってる?」といえば「えー、めちゃくちゃ好きだよ。」「まじで!いいよねー、ドラムがさー」「そうあのドラムがすっごいよね!!」「1も持ってるんだけど」「持ってる持ってる」(二人の会話は重なりあう興奮度)
みたいなやりとりがあって、だからどうしたの?って思うかもしれないけど、この人としゃべったのは一年以上ぶりで(もっとかも)、連絡も全くしてなかったんだけど、この瞬間に、ほんと一瞬で、よく遊んでいた頃の、バンドをやっていた頃のいちいち細かい説明をしなくても色んなことが通じるフィーリングが、バッ!とわき起こって、感動したわけ。
本当に、寄ってよかったなって思ったし、CDを買ってよかったなって思った。
大げさだけど、そこを失礼したのち、運転しながらしみじみと生きてる実感みたいなものすら感じた。
と、そんなことがあった一ヶ月ほど後。
こんどは、独身のころしょっちゅうライブに行きまくってたし、バンドも一緒にやってたTがうちの近くに来たというので、30分ちょっとお茶したの。
用件は、Tedeschi Trucks Bandのお誘い(チケットをプレゼントしてくれた)だったんだけど、やっぱり矢継ぎ早にお互いわーわーと音楽の話をしてそこで、かっこいいやつ教えたるわ!って気持ちで、このCDのことを話したら、Tもすでに持っていた、という。そしてやっぱりドラムの話で盛り上がる、っていう。
あ、ドラムはクリスデイブっていう人です。すごいです。
あとRoos Jonkerも教えたけどこっちは知らなかったようで教えてあげられてよかった。だって、こっちこそ彼は知っていると思ったから。
そういうわけで、こんな2つの出来事があって、自分は音楽を聴く人なんだった、って思い出して楽しかった。子供が生まれて音楽を聴かなくなってしまったしライブにも行かなくなってしまったし、別に音楽なくてもよかったんだな、って思った時もあったのだけど、ぐわーーーーーーーっと引き戻された。
人生は、何をしたかで決まるとか、何のためにそれをしたかで決まるとか、色々と格言はあると思うんだけど、僕は、「どこにいたかで決まる」と思っています。
音楽のあるところにいたいなあ
最近、読者登録して下さる方がいたり★をつけてもらったりしているなかで、急にブログの毛色がかわってしまって、がっかりされるかもしれないけど、長々と書きました。
ありがとう!
Ciao!
余談
サッカー代表のNZ戦みて、なんだか心配になっちゃったね!緊張感がなくて。
スコア的には勝ったけどNZの2ゴールは質が良かったように思う。
1点目は角度がほとんどないシュートだったし、2点目はボールを受ける前にディフェンダーをぐいっと押しのけて確保した空間にボールが飛んできてのシュート、フィジカルの強さとシュート力があった。逆に日本のDFは押しのけられてしまったわけで。