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友人たちに、読んだ本の紹介。ときどき、音楽も。というかほとんどただのログ

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一家に一冊! 小麦とか砂糖とかジョコビッチとか〜ジョコビッチの生まれ変わる食事〜

下書きのままずっと放置していたら、サッカーの長友選手が紹介していました!
この前インテルの長友選手を彼のイタリアの自宅で取材したTV番組を観たのですが、その中の一幕で蔵書をチラ見せしつつ最後は自分の本を紹介するというのがあって、そこで紹介していましたよ~。「今、これを読んでいます。」って。

 

この本は、ちょうど一年くらい前(2015年)、砂糖を断ち、なるべく小麦を食べない生活を実践している時に、友人が教えてくれた本。ドンピシャな本でした。(今は砂糖は断っていませんが)

 

ジョコビッチの生まれ変わる食事

ジョコビッチの生まれ変わる食事

 

 その頃の私は、インシュリンの過剰分泌だったり血糖値の急下降上昇だったり低血糖症(一部の医者しか言ってない)ものだったりについて気にしていて、実験的に可能な限り砂糖を避け、精製された小麦も避け(白いパンを食べないでライ麦パンを食べるなど)、血糖値の上昇がゆるやかになりそうな食生活を心がけていました。

結果としてめちゃくちゃ痩せてしまいなんだかそれはそれで不本意なので「少しはいいだろう」的にお菓子を解禁したら一気に甘いもの大好きサイクルが復活して今は普通に食べている次第です。(激やせした原因は、砂糖をひたすら断っただけで総合的に栄養分を考えてなかったからじゃないかと)

砂糖こわい。

ただし、あれから低血糖状態(実際そうなのか不明ですが)の手足がプルプル震えるような急激な空腹感に陥る機会はがクンと減ったしここ1年くらいで一回しか発生していないと思うので、やはり食事は大事かと。

 

で、ジョコビッチですが、ざっくり紹介しますと、小麦に含まれるグルテンが体に合わないらしいです。そのことを発見してから(あるお医者さんの指摘による)、世界の上位ランカーへの階段を一気にかけあがり、今では誰もが知る最強プレイヤーに登り詰めたそうです。

食事療法がきっかけで体も心も劇的に好転した、と。

ジョコビッチ自身のテニスプレイヤーとしての紆余曲折を経て現在の成功までを綴ってある章や、食事、メンタル、ライフスタイルなどにフォーカスした章に分かれています。それから付録にレシピやおすすめ食材のリストもあって、適当にしゃべっただけの本じゃないところが◎。

丸ごと真似して実践する必要はないと思うですが、食事や生活に対する姿勢や考え方が改められることは間違いないので価値があると思います。

一家に一冊のバイブル的な本といっても言い過ぎではないです。いや、マジで。

それで、一言でいえば、グルテンフリー(小麦に含まれるグルテンを避ける)の食事を推奨する本なのですが、小麦だけでなく、砂糖のヤバさについても言及されているのです。

急激に血糖値があがって、インシュリンがドバーっとでて・・・で血糖値の乱高下がよろしくない、そんでもって、小麦が一番急上昇するよ、という文脈だったり、天然の糖分のフルクトースを摂取するんだという話とか、糖という単語もかなり登場するんです。

私自身、砂糖を断ってみて「砂糖は、おいしいんじゃなくて気持ちいいものだ。」と確信しているのですが、ジョコビッチ的にはやはり同じようなことを「ワォ!」と表現しています。

蜂蜜は、糖だ。だが肉体は糖分を必要としている。特に果実や野菜、そして蜂蜜に含まれている糖分であるフルクトースを必要としている。肉体が必要としていないのはチョコレートやソーダ、あるいわ瞬時に糖分を補給することができる大部分のエナジードリンクなどに含まれていて、飲んだ瞬間に「ワオ!」と声が出てしまいそうな精製されたスクロースのほうだ。 

私は「ワオ!」が好きではない。「ワオ!」はNGだ。もし今「ワオ!」があるなら、すなわち30分もしないうちに「ウッ!」があるということだ。悪い糖分をとると血糖値が乱高下することになる。これではアスリートとして到底やっていけない。

P.136より引用

 どう?わかります?この感じ。

ちょっと、お砂糖を避けてみてよ。(あらゆる食品に含まれているので、かなり難しいことですが)それで、摂取してみてよ。気持ちイイから!

なるべく意識して無駄に砂糖を摂らないようにして、2~3日でもいいからやってみて。それで、エスプレッソとかカプチーノなんかに砂糖をザーっと入れて、混ぜない。

混ぜないで、最後に甘いところをジュルジュル飲むヨーロッパ人的なあれとか、ドトールのアイスコーヒーにガムシロップを入れてすぐ下に沈殿した濃厚なやつを混ぜずにチューチュー吸う!みたいな類のことをやってごらんなさいよ、ウヒョー!ってなるから。

 それから巻末の、レシピと食材の紹介ページもほんと参考になるよ!

ここに書いてあったベイクドポテトのつくりかたを自分流にアレンジして、時々食卓に出します。あとパプリカパウダーもこの本の影響で買ったです。チキンにかけてソテーしたりするッス。朝、蜂蜜を舐めることもね!(ジョコビッチは高級なマヌカハニーですけどね!!)

日本の食材が健康的なことにはあらためて気づかされます。さすがに日本からは遠い国の人なので私なんかは口にしたこともない食材も紹介されてますけどね。キノアとか。

キノアってなにさ。キヌアとも表記されているらしい。ちょっとググったらインコとかの餌に混じってるツブツブみたいな画像がでてきました。

 あとココナッツオイルは近年チラホラ見かけますね。買ってみたいすけどまだ手が出ていません。手が出ていないといえば、食物アレルギーの血液検査もまだトライしていないです。どこで出来るんだろうー?

とにかく、この本は、まじでおすすめ!

読んでみて!

 ちなみに、砂糖の摂取は始めちゃいましたが、精製された小麦の摂取に関してはいまでも気をつけています。朝一で、白いパンは食べないし、パンケーキなんかは特に避けてます。(上にも書きましたが、ハニーをペロっと舐めるのは日常になっていますハニー&MILK TEAが朝一口にするものです。ジョコビッチは水だそうですが。)家では自分しか実践していないので、妻や子供は朝からパンケーキ食べてますが。経験的に、休日の朝一をパンケーキで始めるとその日は食欲が過剰になって翌日か当日あたりからウ○チの出が悪くなります。

ただ、私が警戒しているのは朝一番の食材だけでして、それ以降は、うどんとか食べます。大好きですから。

 じゃみなさんも 砂糖に気をつけてハッピーな毎日を!

Ciao!!