ジョン・アービングの小説の まったくぶれないのは、相も変わらず読み始めの数十ページないしは百ページくらいが読みづらいこと!
そして、ある点を過ぎると急激に面白くなってのめりこんでしまうこと。
すごい一貫性
本当は、ノッてきたところで、冒頭に戻ってもう一度読んだらより一層楽しめるのだろうけど、それをしたことはない。全部ちゃんとあとで関係してくるんだよねえ。それを抜きには書けないんだよってことなんだろうなあ。
ケッチャムの存在感。これは誰しもの心をくすぐるんじゃないかな。
こんな存在がいたらいいな、と。
なんだか本作は男たちの情愛うずまくストーリーかも。
とりあえず、「息子をもっと愛さなくちゃな」という気分がふつふつと湧きながら下巻に突入。
- 作者: ジョンアーヴィング,John Irving,小竹由美子
- 出版社/メーカー: 新潮社
- 発売日: 2011/12/01
- メディア: 単行本
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