ポールオースターの小説が好きなら、勧めるけどって感じの本。
- 作者: ポール・オースター,Paul Auster,柴田元幸
- 出版社/メーカー: 新潮社
- 発売日: 2004/02/26
- メディア: 単行本
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しばらく読んでなかったのに読み始めたことは、この本のなかに何度か出てくる必然的に起こったかのような偶然の出来事のように、何かの因果関係を感じたりした。お金がないなあ欲しいなあということばかり考えている最近の僕がずっと読まずにいたこの本を読んだという点において。
「貧乏」とか「ひもじい」とか「お金」とか「ひどい仕事」(この言葉はないかも)みたいな言葉がたくさん出てくるんだけど、途中、自分が体験した一番ひどいアルバイトのことを思い出した。
ここには、書けないけれど、Rのママンに、この本の感想を聞かれたらその話をしようと思う。「大学を出て、定職についていなかった頃に何度かやった自分の中での最悪の仕事のことを思い出しました。それは、、、」って。
雑学的に面白かったこと
星の王子さまっていうサンテグジュペリの本。あれは、アメリカの高校でフランス語を学ぶ人は誰もが読むフランス語の本なんだって。
確かに、フランス人が書いた本だし、あたりまえといえば当たり前なのだけれど、読むまで気がつかなかった。
何が面白かったかというと、我が実家には、僕が幼少の頃から、「英語版」の星の王子さまがあったということ。それが英語のお勉強のためだったのか子供の向学心を刺激するためだったのかアメリカへのあこがれでお洒落雑貨できな位置づけだったのか分からないけれど、元々フランス語だった本の英語版が英語と無縁の日本人のうちの家にあったんだというのがなんだか滑稽な感じがして、面白かった。
そんな感じ。
まだ二つ目の記事で、リズムがつかめないけど、また読んでくれたら嬉しいな。
Ciao!!