友人Rのママが最近読んだよと教えてくれたので読んでみました。
割と一気に読み終えたので、世界に引き込まれる力はあったのかなと思います。
こういう小説って、書かれていることの何倍もとりのことを調べて勉強しているんだろうなあ。とりそのものがテーマではないにしても鍵ではあるので、使い道が大事だったりする。きっと、安っぽい小説とそうでない小説の違いはそこにあるんじゃないかしら。
ちょこっとかじっただけの知識で書いてしまうのと、10知ってるけど1しか書かないのの違い。
というようなことを考えているうちに、自分には小説を書くガッツはなさそうだななんてヘタレ精神があらわになりしました。
引き込まれたけど、主人公の感じとか脇役とかストーリーとか、全体的に既読感のある、なんか知ってる感じでした。
そして、先が読める流れで構成されているのだけど、どの展開もあと一文欲しかった。あと一歩の差で感情移入できなかった。イきそうだったのに〜的な、イったことはイったけど途中でやめないでよ的な。
でも、面白かったことは面白かった。
別の作品も読むつもりです。