これは、すごい。
素晴らしい。
書籍履歴
なんとなく、ポチって読みました。
エッセイ調というか、口調調(調が重複している)というか、学者調(論文調)ではない文体がなじみやすいような、少し時代の古さを感じさせるような、そんな雰囲気とともに内容もエッセイ調に色々と派生しながら、解剖とか生物とかについて、読みやすく概論的に書かれていた。
そうして読み終えたら、文庫版あとがきに、中学生や高校生を相手に書けといたれた、とあった。なるほど。
五臓六腑っていうけれど、実際には六臓で、そして六腑目の謎の三焦という腑、五臓六腑の概念は江戸以前の中国の医学の言葉、などということも書いてあった。
文系の人は、こういった本を時々読むと、物の原理や構造におそらく違った視点、もしくは忘れていた視点が得られてよいと思う。
理科は、大事だなと思わせられる昨今、読むのにはいい機会だった。
なぜか、youtubeで表示された動画を一度見始めたらどんどんおすすめに表示されて養老孟司氏が生活に入り込んできた流れで、何か本を読んでみようかと買った本だった。
バカの壁にしようかとも思ったけれど、この本に触手が伸びた次第。
そういえば、安部公房との対談動画があって、それを少し観たことがオススメ動画に表示されるようになったきっかけかもしれない。
子供たちも観終わった。オッドタクシー。
なかなか良かったです。
今年2021年にテレビで放映されていたアニメらしいですが、知りませんでした。鼻炎がひどくてじっと動きたくなくてプライムビデオにアクセスしてたまたま観たのです。ジャケ買いみたいな形で。
曲がいいし、声優にお笑い芸人が何人か出ているんだけどいい感じでした。
キャラクターデザインもかわいい。
ちょっと大人っぽい内容の部分があるから先に急いで自分が観ました。いや、ハマって一気に観たという側面もありますが。
セリフが全部ラップというキャラクターが出てくるのが面白かったしセンスあります。
あと、けっこう今の一般人の生きる様子をうまく投影している内容になっています。
アイドルだとか、ネットゲーム、オークション、キックボード、SNS、オンラインサロン、などなど。
普段ならば抵抗を感じる系(特にサブタイトルが)なのに、ふと手にとって読みはじめて一気に読んでしまった。
考えてみれば、連れ合いはどうして買ったのだろう。
挿絵みたいな形でちょろっと描いてある漫画がかわいかった。瀧波さんという人なのになぜか難波さんと見間違えた上にその見間違えた文字を頭のなかでセンバ(仙波)さんと発声していた。
家にあった、その瀧波さんという人の別の本があったので開いてみたところ絵の雰囲気が本書とは違っていた。そちらはあまりピンとこず。
目次をみて、7章あるうちの6章目が「筋トレをする」で、またか、とげんなりして読むのをやめそうになった。筋トレをするとメンタルが良くなるということになっているけれどうさんくさいと思っている。筋トレの第一歩を踏み出せる時点でもうメンタルは改善しているのではないかと考えている。
めも
・軽トラ積み放題
・頭のなかに警察がいる話
とりあえず、そう簡単には自分を好きになんてなれない。
しかも両方とも何やら付箋をペタペタと貼っているので、それぞれ読んだのでしょうね。
やれやれ
まあ、いい話なんですけどね。
村上龍の闘いとかSFとかが出てこない方の類の小説です。
かといってセックスとドラッグにまみれている訳でもなく。
なんかいいんだよねこれ、っていう話しですわ。
ほぼ、主人公と糖尿病のデリヘル嬢のやりとりが描かれているストーリーです。